荒汐部屋 目次

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平成24年五月場所を振り返って その4

  • その1 ― 荒汐,突光力,飛驒野
  • その2 ― 荒行志,寛龍,大小林
  • その3 ― 力山,廣瀬,荒獅子
  • その4 ― 剛士,荒篤山,式守一輝
  • その5 ― 大波,福轟力

剛士

6勝1敗勝ち越し(三段目西78枚目)

写真 初めての三段目の相撲は,やっぱ最初のうち緊張しましたね。

なんか,雰囲気が違うっすね。なんか,‘ギラギラ感’がみなぎってます。序二段の土俵もギラギラ感ありますけど,上から怪我とかで落ちてきた人とかもいて,なんとなく雰囲気が中和されてる感じです。でも三段目は‘これから幕下上がるんだ~’みたいなギラギラ感があちこちに漂ってて,初日なんかはキンチョーして力が入らない感じだったですね。

中日ぐらいの相撲っすかね,やっちゃったんすよ。取組前って,2番前の力士が上段の構えをしたところで土俵下に入ることになってるんすけど,自分花道で頭が真っ白になってて,入るの遅れちゃったんすよ。‘あーやっちまったー,何やってんだオレー’と思って,この‘やっちまった感’でキンチョーの糸が切れました。結果的にそのおかげで後半は硬くならずに相撲取れました。

来場所はおそらく兄(大波)が幕下昇進しますね。博多帯ですねぇ。うらやましいです。自分も頑張って追いつきたいです。(荒篤山:ゼッタイ壁にブチ当たります。)

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荒篤山

2勝5敗(三段目西68枚目)

写真 今場所は初日からの3連敗が痛かったっすね。でも体調も悪くないし,負けた相撲も内容は悪くないし,全体的にはそんな悪くないっすよ!

初日,二日目は負けたっすけど,前に出れたんで悪くないっす!三番目はなぜか自分から差しにいっちゃって負けたっす。中日にようやく勝った相撲は,最初変化されて,その後バババーって突っ張って,引かれてまたバババーって出て押し出したっす。今日負けた相撲も最初はバババーって真っ直ぐいったんすけど,引いて突っ張っていなしたところで自分の足が入っちゃって土俵に手ついちゃったっす。初めて‘つき手’って決まり手で負けたっす。

いつも一緒に稽古してる大波が来場所幕下上がるってのは,部屋としても自分もしても嬉しいし,自分も早く追いつきたいと思います。来場所は港(剛士)に番付抜かれると思いますけど,やっぱり悔しいっす。これからの課題は立ち合いっすね。親方にもそんな立ち合いじゃダメだって言われてます。最近立ち合い当たってから引いちゃうクセがついちゃってるのはよくないっす。相手を押し切れないから引くっていうよりは当たって引く流れがクセになっちゃってるんで,これを直さないと上に上がれないと思って稽古やっていくっす。

フィリピンのおばあちゃんは自分の相撲観てくれてるっすよ。テレビじゃやってないけど,インターネットで自分らの取組も見れるじゃないですか。それをお母さんが携帯のムービーで撮っておばあちゃんに見てもらってるみたいです。

あと,最近自分もスマホにしたっす。メッチャ使いやすくて気に入ってるっすよ。使い方はよく分からないっすけど。(えっ?!)

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式守一輝

行司三段目

写真 今場所っすか?0点です。なぜかというと可も不可もなく,つまり全然進歩がないからです。

(筆者:Twitterの書き込みに‘式守一輝さんの声が凄く響くようになっててビックリした。良い声だ!’みたいなことが書かれてましたが。)

え?ホントっすか!! 自分それ知らなかったっす。嬉しいっす。さっきの点数は100点に変えておいて下さい。自分,その一言であとしばらく生きていけるっす。

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