荒汐部屋 目次

[目次を飛ばして記事へ]

平成25年一月場所への意気込み

いよいよ2013年の年始を告げる大相撲平成25年一月場所の初日が目前。恒例の力士全員インタビューで,今場所の意気込みを聞きました。稽古見学会では大勢の皆様にご注目いただき,一同ますます元気づけられ,いざ場所へと向かいます。

(写真はクリックでコメントとともに拡大します。)

力山(序ノ口西12枚目)

具合?あんまり良くないですね。足が出なくてちょっと心配です。でも,まぁとにかく怪我をしないように,無理はしないで・・・って,無理しなきゃいけないんだけど・・・。

勝ち越せればいいんですけどねぇ。え?こんだけ番付落とした割にずいぶん低い目標って?あぁ,地位が落ちると目標も低くなるもんですよ。みんなは,優勝狙えるとか派手なこと言いますけど,自分はそんなことまったく考えていません。さすがに5連勝でもしたら,その時は考えるかもしれませんけど。さらに,本心を言うと6つ。せっかくここまで落ちたんでここで一気に存在感を見せたいですよ。

だってもうギリギリですよ。特に気持ちが。ここで大勝ちでもしてノってこないと,やってられませんよ。とはいえ,とにかく怪我だけはしちゃいけない。

正月,同期と渋谷にいたんですよ。カウントダウンとかしてとんでもない人で,自分ら着物でいるから無駄に目立って,そうだなぁ100人くらいは写真撮ったんじゃないの。「新年一発目から力士見たゼあげぽよ」的ノリでガンガン写真撮られました。凄かったです。びっくりしました。まさかの渋谷でヒーロー気分ですよ。年越しとしてはいい感じじゃないですか。

photo次は場所でヒーローにならないと。自分,結局目立ちたがりなんで。やっぱここで飛ばしていきたいです。とにかく,5番勝ったらそこから注目してください。

このページの先頭へ

飛騨野(序二段西82枚目)

photo 82枚目ということで,序二段は一番下が今97枚目までなんで,ギリギリといった感じですね。82枚目と聞いたときには,少しは勝ち越せるかな,ここで最高位更新できるかもな,って思ったんですが,周りの名前を見たら,自分より強いんじゃないかと思う人とか,自分が負けた人とかが多くて,不安なことになってしまいました。

稽古も今ちょっとよくわからない感じで,強くなってるのかどうか実感がありません。手ごたえがないので,せめて目に見える結果としての勝ち星がほしいんですが。

場所が始まるにあたってこんな不安なのは初めてです。手探りのまま本場所を迎えます。

photo正月は,関東にいる親戚の集まりに行ってきました。富山では会ってない十何年ぶりの人とかと会えて,お久しぶりです,って感じでした。連絡は取ってたので。

とにかく不安なんですけど,行ってくるやちゃ。

このページの先頭へ

廣瀬(序二段東70枚目)

先場所やった腰の影響がまだ残ってて,去年はあんまり稽古できませんでした。それが響いてちょっと稽古不足な感じで,不安が残りますね。

photo これで番付が上がってたら,負けてもともとって気持ちで思いっきりいくだけなんですけど,ヘンに番付落としてるんで,ここでヘタなことはできないな,みたいなヘンな感情が自分の中で湧いてきちゃって,メンタル的にあんまりよくない感じです。

でも,70枚目ぴったりだとよほど大勝ちしない限り上は関係ないし,ここはじっくり一つ一つ勝ちを積み重ねてゆっくりいく,そう気持ちを切り替えていきます。

photo 正月,浅草寺に行ってきたんですけど,おみくじもあんまりよくなかったんです。まさに今の自分を表していて,ここから上がっていくんだ,と,そういう意味だと思います。特に健康についても,だんだん良くなる,とのことなので,じっくりいって,楽しみは後半ですね。

一年最初の場所なので,初日白星で,気持ちよくいきたいです。

みなさま新年あけましておめでとうございます。

このページの先頭へ

寛龍(序二段西30枚目)

photo 目標?5勝。つまり三段目。でも,実際はまだ先場所の経験がオソロシイ。三段目になるぞ,とかそういう意識はあんまりよくわからないんですけど,ちらついてくるとまたあの緊張感の中で相撲するのか,覚悟しなくてはいけない。うん。

photo体調も稽古もぼちぼちです。正月は「ガキ使」見てブラブラして。あとは・・・,うーん,はい。とりあえず5勝。

このページの先頭へ

荒行志(序二段東24枚目)

あ,勝ち越しを。

photo 実はちょっとショックを受けています。実際の番付が「番付自分編成会議」よりちょっと下だったので。なので,謙虚にとりあえず4番。稽古は,質量ともにバッチリできました。

正月は,寝正月でゆっくりしました。おかげで気力・体力,じゅうぶんチャージできました。

photoこんな感じなので場所が楽しみです。とはいえ,目先の勝負だけじゃなくて,長い先を見据えてトレーニング,この気持ちは常に自分に言い聞かせて。

その2につづく >

このページの先頭へ