荒汐部屋 目次

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平成26年 七月場所への意気込み (1)

さあ,暑い熱い名古屋の夏,七月場所がいよいよ始まります。恒例の荒汐部屋全員インタビュー。今場所までの調整具合と,名古屋入りする前に行われた,念願の部屋での宮古島旅行の思い出を併せて語ります。なんとなくいつにも増して多幸感にあふれている気がしますが,気を引き締めて,厳しい本場所の勝負に挑んできます。

飛騨野(序二段西29枚目)

29枚目ということは,たいてい5つ勝てば三段目。厳しいのはわかってますが,今場所の目標はそこで。

稽古も,常川と毎日三番やってぶつかって,で,いい感じで来ました。序二段の申し合いでも,勝てはしませんけど,ようやく抵抗できるようになってきたので,確かに強くはなってるんだろうと思います,が,自分では実感はできません。指標は本場所の星だけですね。このまま,場所中もいい感じでいきたいです。

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だけど今場所は,なんだかあっという間に本場所が来たって感じです。宮古島でゆったりとした時間を味わったからかもしれません。

向こうではもう,ひたすらずっと海。もうキレイ。だけど,ヒドイ目にあいました。ビーチでうつ伏せに寝転がってたら(※他の人はライフジャケットを着て寝てたが,飛騨野は入るサイズがなかったから着ていない),背中が焼けすぎて火傷したみたいに。失敗しました。

でも,綺麗な海で泳ぐってのは,本当に気持ちがいいですね。入門前に水泳をずっとやっててよかった,って心から思いました。沖の遊泳禁止のブイまでひたすら泳いで行ったり,潜ってはカクレクマノミを見たり,と,泳げて得した気分です。

ただ,どうして「飛騨野のバタフライは気持ちが悪い」って言われてるのか,意味がわかりません。ひがみですかね。

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突光力(序二段東25枚目)

満身創痍です。いやウソウソ。ただ,この蒸し暑さは,いくら若々しい突光力とはいえ,こたえますよ。でも,休まず稽古できました。調子に波はありますけど,気持ちは切らさないように集中して。体重も増えて110kgに戻りつつあります。渡(大波)も大きくなってるんで,そろっていい感じですね。ジャスパーは論外ですが。

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そうそう,19歳の頃からの夢だったんですよ,沖縄に行くってのは。仕事してそのための貯金もしてたのに,2回もドタキャンになって,ついに9年越しに夢がかなったんで,ホント嬉しかったです。

驚いたことに,街並みがなぜか地元に似てて,知ってるところに来たみたいでした。ただ違うのは海。飛行機がちょうど海上を旋回しながら降りていくんです。その窓から,見えた瞬間,めっちゃキレイ!ってみんな鳥肌もんでした。

あと,ソーキソバ。さすが本場は旨い。ちょっと味が薄いとか言ってる人もいたけど,あれくらいがちょうどイイんだって,わかっちゃないなぁ。毎日食べてました。思い出の味になりましたね。

さあ,今年もあと3場所。ぼちぼち2年になるんで,そろそろ三段目に戻らなきゃ。こつこつと,怪我なく気を張って,身体のケアもしながら。温めたり冷やしたり,忙しい話だ。

hidano

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常川(序二段西20枚目:最高位)

不安しかありません。え?毎場所言ってるって。ええ。もう毎場所不安で押しつぶされそうです。こんな三段目が見える地位なんて,初めての経験で,ましてや自分が強くなってる実感が全くないので。稽古場では飛騨野さんと三番やってるんですけど,ほとんど勝てないし,こんなことでは,いったいどんな結果が待ってるやらと,不安で眠れません。暑いだけかもしれませんが。とにかく精一杯やってきます。

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兄弟子のみなさんは待ちわびた部屋旅行ですが,自分は入ったばっかりでの旅行で,ありがたいことです。実は,毎日ソーキソバを食べ歩こうという計画をもって乗り込んだんです。でも,大間違いでした。実は,宮古島って,ちっちゃい小島くらいのイメージだったんです。だから,自転車で半日もあれば1周できるだろうって思ってたんですけど,言ってみたら全然大きくてビックリ。とても自転車でソーキソバ全軒制覇なんてできる規模じゃありませんでした。だけどやっぱりおいしくって,しっかり食べてきましたから,ソーキソバパワーでやってきます。

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