荒汐部屋　大相撲

大相撲，荒汐部屋の日常をお届けします。師匠は元前頭・蒼国来。 [English guide to watching our morning practice]

荒汐部屋目次

平成26年　九月場所への意気込み (1)

大波（幕下西27）

8月21日，千葉ロッテ・マリーンズの川崎（憲次郎）一軍ブルペンコーチに招待してもらって，QVCマリンフィールドに対オリックス戦見に行ったんですよ。オリックスの練習から見せてもらったんですけど，DHペーニャ，ものすごくフレンドリーな人でした。練習終えて試合に向かうところなのに，そっちのけでこっちの相手してくれて，写真を取り合ったり，楽しい夏の思い出になりました。飛騨野からも聴いてください。

それにしても，先々場所が23枚目4勝で20枚目に，からの先場所3勝で27枚目に，ってちょっと番付運悪すぎ。気に食わないんで，今場所5つ勝って一気に上げます。

場所前は道場に出稽古も行って，伊勢ノ海部屋勢とかいろんなタイプの人が集まってくるから，充実した内容になってますね。あとは怪我しないように気を付けて。

（おなじみの兄弟ツーショット。なぜか白目の弟...）

剛士（幕下西37）

もうダメですよ。パンクしそうです。自分はキャパが超ちっさいんです。ひとつ知ればひとつ忘れる鳥頭。バックアップ機能なし。このところイベントとかいろいろありすぎて，何が何だか。おまけに気も小さいんです，昔から。大きな体してどんだけチキンなのかと。教室に虫が入ってきても，「お前大きいんだから何とかしろ」とか言われても「ムリムリムリ～」って。ちっちゃい人間なんです。

（12周年で髷結い実演のモデルに。終始にやけっぱなし。）

さて，現在の体調ですが，体重ももどってきたし，まあまあですかね。でも，周りを見ると，自分は身長からして体重が軽すぎです。TVで見ても細くて，もう見てられません。

あとは稽古するしかないんです。ようやくイベント類も全部終わって，あとは相撲に集中するだけ。長い目でじっくり，確実に，取り組んでいきたいです。

福轟力（三段目西9）

久しぶりの三段目ですが，あんまり意識はしてないですよ。周りからは，三段目優勝だ，とか言ってもらってますけど，正直なところ，そりゃなればなったでいいですけど，そんなことより今は自分の相撲そのものが大事なんで，一番一番集中して行きたいです。

親方からも言われるんですけど，本当に「安定性」がないんですよね。良い相撲は一気にシャミチでもってくかとおもえば，ずっと格下の相手にぱっといなされてバッタリ落ちたり。強いのか弱いのか「安定性」がない。相撲内容もまだまだで，親方からも指摘され続けてる課題もまだ克服できてません。少しずつ良くなっているところはあるんですけれど，まだまだです。