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大青山の相撲人生が幕を開ける

2018年から,「アスハダ」として荒汐部屋の研修生として研鑚をつんできましたが,このたび,令和4年一月場所にて,ついに念願の初土俵を果たし,「大青山」(だいせいざん)として,中日に無事,新序出世披露をすることができました[公式Tweet]。場所前にインタビューした,本人の意気込みをお届けいたします。

ようやくここまでたどりつきました。どんな力士になるのか,これからもじっくりとご注目いただきたく,謹んでお願い申し上げます。

photo:初めまして。アスハダです。

大青山 大介(だいせいざん・だいすけ)」の四股名をもらって,この一月場所から前相撲取ることとになりました。現在21歳,身長190cm,体重は153キロです。

親方と同じ,中国・内モンゴル自治区の出身です。父親が親方のレスリング時代の先輩・後輩という縁から入門することとなりました。自分が生まれ育った町の裏に陰山山脈という山脈があり,そこにある一番高い山の「大青山」から四股名を付けてもらいました。

photo:初めて日本に来たのは中学2年生の時です。相撲の大会に出場する機会をもらって,その時に初めてまわしをつけて稽古もしたんですが,周りで一緒に稽古していた子達が血だらけになりながら歯を食いしばって稽古してる姿に感動して,自分も将来力士になりたいと思うようになりました。

中学卒業後,高校留学で日本に来ました。そこでお世話になった先生の名前にちなんで「大介」という名前を四股名の下の名前に頂きました。

photo:2018年3月に高校を卒業してから,研修生という形で荒汐部屋で他の力士のみなさんと生活をしてきました。その間自分は稽古もしながら,日本語学校やスポーツ専門学校に通って,相撲以外のこともたくさん学ぶ機会に恵まれました。支えてくださった先代の親方・おかみさんには感謝の気持ちで一杯です。そして大きな体に産んでくれた両親に感謝しています。

待ちに待った前相撲はワクワク・ドキドキです。緊張感もありますけど,大青山の相撲人生の幕開けを楽しみにしています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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