早稲田大学餅つき大会2007
2007年12月6日（木），年末恒例，早稲田大学大隈庭園での餅つき大会（早稲田大学日本語教育研究センター主催）にお邪魔いたしました。
毎年寒くてたまらない印象があるのですが，今年はお天気にも恵まれ，持ちつきにはもってこいのぽかぽか日より。なんでも今年は早稲田大学創立125周年とのことでしたので，我々も125回お餅をつくべく杵を振るってまいりました。
プチアルバム
この大隈庭園は，井伊掃部頭松平讃岐守下屋敷の和様四条家風庭園を大隈重信氏が文人風に改修したもの，だそうで，大学授業期間中（4～12月）の月・火・木・金・土11：00～16：00（1～3月は閉園）に公開されているとのこと。学生さんのほかにも，小さなお子さん連れの方や，近所の方々が，陽光の下，散歩を楽しんでおられました。
その傍らには，飛騨の約800年前の民家（小倉房蔵氏寄贈）を移築した茶室（完之荘）があり，ここに集合してスタンバイ。なんだか趣があって，私たちには不釣合い？
6時から朝稽古をしてきたとはいえ，いざ泥着一枚裸足で外に出ると，やっぱりちょっと寒い。
いい天気。早速紹介いただきます。「わぁ，本物の力士だよ！」と，いろいろな言語でざわめいています。主催の早稲田大学日本語教育研究センターは，約2000名の早稲田への留学生の日本語教育をする個所だそうです。内モンゴルや中国からの学生さんもいて，蒼国来はマルチリンガルに交流していました。本来司会役の行司，式守一輝は業務で欠席。
興味津々。こわくないよ。
法被の方々はプロの餅つき屋さんだそうで，さすがに凄い手際で次々と餅つき体制を用意されます。まさに餅は餅屋。
初参加の増田。おっかなびっくりで，荒獅子の手が危ない！？
そういえば，赤井も初参加。1年目は期末テスト，2年目は怪我，3年目の正直。（九州からですが）髷もなんとか結えるまでになりました。
とはいえ，さすが米どころ福島出身。ものすごいスピードでついちゃいます。
粘りが出るまで丁寧に押す五十嵐と大澤。
さらにつき始めても丁寧な大澤・五十嵐組。少々迫力に欠ける？
学生さんとかわりばんこに。背景の大隈講堂はちょうどこの2日前に国の重要文化財に指定されたそうです。そして大澤の堂々とした身体つき。
掛け声組にまわったものの，「よいしょ！ホラよいしょ！よいしょヨイショ！よいしょヨイショ！！」威勢が良すぎてやかましいわ！
撮影？どうぞどうぞ。こっち？そっち？
sumo crouch?
蒼国来の多言語コミュニケーションの内容は，我々には不明。
磯辺・あんこ・きなこ。おいしそう。実際，おいしい。冷めてさえやわらかい。
増田「あれ，食べないんですか？」
松峰之山「餅，つくのは好きなんだけど，実は食べるのはあんまり。。。」
赤井「旨い。旨い。旨い。。。（ハッ！）そういえば，今日の晩御飯どうするんでしたっけ？」
なお続く撮影会。この日ばかりは，国際的人気を得たかのような気になれるのでした。
そんなこんなの楽しいひと時もすぎ，あっというまに陽が傾いてく。
大学には見学に来られた高校生のみなさんも。相撲と学問，土俵は全然ちがうけれど，何かに挑む若者が，ほんの一瞬すれちがった早稲田大学の一日でした。
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