荒汐部屋 目次

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平成26年　九月場所への意気込み (3)

力山（序二段東12）

ノリ的には，今場所は勝ち越すはずなんだけど。三段目上がって，負けて落ちて，また上がってってのが流れなんで，今場所は勝ち越す，はず。なんだけど，ん～，でもどうだろ？　もうそろそろ見放されかけてるんで，このノリでいけるのかな。いずれにしても，一瞬で終わるんで，見るのもやるのも集中が必要なのが力山。

ま，いつものことだけど，付け人の仕事だけは失敗しないようにして。今場所は，大波と，川口（寛龍）とでつきます。川口，同期ですよ。いやもう，超久しぶり。二人で過ごした時間なんて，教習所が最後かも。別に仲が悪いとかそんなのはないけど，まぁ話すことも話す必要もなかったんで。仕事覚えてもらわなきゃいけないから，必然的に話すことになりますよね。ホント久しぶりだわ。

最初は，親方から，おまえと剛士と寛龍とで付け，って言われたんですけど，さすがにカンベンしてくれって頼みこみましたよ。ムリっすよ，一気に新人二人も。大波がついてひと安心です。ただ，ショックなのは，もうたぶんしばらく巡業には自分は行けないんですよね，順番的に。結構，巡業好きなんで，残念っす。

部屋ももう12周年なんですね。この部屋については，自分が誰より一番知ってるんで！感慨深い。小4の運動会の帰りに，いきなり「部屋やるからな」って言われて，その時はふーんって感じで，小4じゃ何にもわからないじゃないすか。なのに後あと「お前，あの時，何にも反対しなかっただろ」とか言われて，自分が賛成したみたいなノリになってるんですよ。いや，自分は相撲なんてありえないとしか思ってなかったですよ。それが今や，自分が力士って。部屋になじみすぎたのがマズかったっす。本当は親方は玄関を部屋用と家用と2つ作るつもりだったらしくて，でも場所的にムリだったのが，結局運の尽き。玄関が2つあれば，力士にはなってないでしょうね。

そんなこと言ってる間に自分も気づいたら7年目っすよ。何なんだろう。

photo（結構，喋り出したら止まらないタイプ？）

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廣瀬（序二段東44）

二場所連続での負け越しですから，ここでまとめて6つ勝ってきます。部屋も12周年で良い雰囲気の中，ここらで自身初の6勝をあげて，一気に三段目復帰と行きたいです。

稽古は主に陸奥部屋の三段目衆とやってるんですが，そんなに勝てませんけど，自分なりにちょっとつかんだところがあるので，これを場所で出したいですね。もう自分も5年を過ぎたんで，ここで一区切り，心機一転頑張るぞ，てな気分です。

それで体重を落とした，ってわけじゃないんですよ。気づいたら絞れてたってだけです。みんなが，廣瀬は170kgだ180kgだ，とテキトーなこと言ってる間に，自然に絞られてただけです。相撲も軽くなった感じはないし，体重計以外は，変化の自覚はありません。

名古屋での怪我ももう完全に治って万全です。場所後は，怪我で遅れた夏を取り戻すべく，遅めの夏休みでプチ旅行でも満喫したいところですね。6つ勝って気持ちよく出かけたいです。

photo（スリムになってご機嫌。）

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常川（序二段東45）

今場所は，不安ばかりです。毎場所同じことを言ってますが，本当に不安です。

とは言え，やはり勝ち越したいですねぇ。同じ地位だった五月場所は勝ち越せてますから。でも，あの時は，いったいどうして勝ち越せたのか，本当に勝ち越したのか，いまだにまったく実感のない勝ち越しだったので，今場所は，自分の力で勝ち越した，という実感をもってこの不安を解消したいんです。不安を自信に変える場所にしたいですね。

稽古はバッチリ，とは言えませんが，できる範囲では一所懸命できたと思っていますので，結果として出ると信じています。

あ，荒汐部屋12周年おめでとうございます。

photo（檀上挨拶を前に緊張の面持ちの兄弟子を横目に，泰然とした常川。）

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突光力（序二段西48）

この夏は，どこも行けず，稽古もできず，何にもしないで過ごした夏でした。どうにか番付発表2日前に稽古再開まで持ってこれましたが，本調子と言うにはまだ程遠い出来です。ようやくここのところ，本場所に向けて徐々に良い稽古になってきたかなといったところです。ま，本場所に行けば大丈夫なんじゃないかな，と言っておきましょう。

それにしても，この番付。部屋で一番下まで落ちちゃいました。怪我以外では初めてのことで，ちょっとやらかしちゃったなぁって感じですよ。なんとかいい千秋楽を迎えて，もうこんな気分は味わいたくないですよ。

そのためにもとにかく元気に15日間を闘いぬきたいなと思います。

photo（今日も大人の色気で貴女をノックアウト）

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