荒汐部屋 目次

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力山(5勝2敗 勝ち越し:序二段東12)

無心の勝利っすね。ツキもあったと思います。来場所は最高位更新すると思います。ヤバ~。1勝を目指して。

上がったら下がる。下がったら上がる。ある意味,安定してるエレベーター。は・は・は。

(そんな話を隣でじっと聞く,飛騨野)今場所は飛騨野と番付が近かったんで,だいたい飛騨野が負けた相手と当たりました。え? 飛騨野が負けた相手との対戦は燃えるかって? いえ,全然。何の感情もおきない。無心。あ~飛騨野に勝ったんだ~って,それだけのこと。は・は・は。(突然,飛騨野にプロレス技をかける,同期生・剛士)

剛士:「これは同期愛というものです。相撲取りはどうしても体と体で表現してしまう。」

お前達は仲良いなぁ。そういえば俺にも同期がいるなぁ(寛龍)。今場所あいつと一緒に付け人やって,久しぶりにコミュニケーションとったなぁ。毎日隣の布団で寝てる人と久々に話した。は・は・は。

それにしても,今場所は自分の相撲が変わりましたよ。前に出たっす。決まり手見て下さい。勝った5番の内,4番が押し出し・突き出し。相手は皆自分の相撲知ってて,立ち合いから引きを警戒してるんすよね。そこを前に出ていく。正攻法でサプライズ。は・は・は。

相撲はやっぱり前に出ることっすね。来場所の番付はホントにヤバイんで,とにかく前に前に出る相撲でいきます。ハイ。

photo(出たとこ勝負っすよ。は・は・は。)

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廣瀬(5勝2敗 勝ち越し:序二段東44)

(飛騨野とプチ旅行中につき,後日掲載)

今場所は調子良かったスね。先場所痛めた足首も,もう問題ないっス。決まり手もいい感じでしたね。

場所前に自分の生涯成績の決まり手をすべて見直してみたんですよ。そしたら勝った相撲の大半は押し相撲で,負けた相撲は大半が廻し取られて負けてる。やっぱり自分は廻し取っちゃいけないんだな,って。今場所支度部屋で意識したことは,立ち合い強く当たって,廻しを取らずに押していく。これだけ。考え過ぎると,意味もなく廻し取ってナァナァな相撲になって良くないんで。

飛弾野とのプチ旅行?箱根に行ってきました。温泉旅行。え?飛弾野と仲が良いんだね?いえ,そんなこともないんです。自分はただ温泉好きなんで,あくまでメインは温泉なんです。本場所中の稽古の後,新聞を片付けてたら,箱根温泉旅行のチラシ見つけたんです。たまたまそこで一緒に片付けしてた飛弾野に「場所休みは温泉行こか?」「あぁ,いいですね」みたいな感じ。宿に到着してすぐ温泉,ご飯食べて温泉,マッサージして温泉,朝起きて温泉,朝食食べて温泉。一泊二日,温泉五回。場所の疲れを癒してきました。

photo(減量もいいけど,健康にも気を付けます。 写真:早川様)

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常川(2勝5敗:序二段東45)

変な緊張感がありました。これまでは負けて当たり前!当たって砕けろ!っていう挑戦者の気持ちでいっていたのが,今場所は番付が下がっての場所だったんで,「勝たなきゃいけない」って守りに入ってしまって・・・。土俵に上がる時に,心臓がバクバクして頭が真っ白になります。寺井さん(荒篤山)は緊張感との付き合い方を掴んだみたいですけど,自分にはまだまだ難しすぎる課題です。

大波: 「ツネは稽古場で四つに組んだり押し相撲でいったり,どっちもやってるけど,一本に絞らないとダメ。稽古でやってることが分散されるから,結局人の半分しかやってないことになる。ツネは四つか,押しか,どっちが向いてるかって,オレから見てこうって意見はあるけど,それはあえて言わない。それは稽古する中で自分で見つけるしかないんだよ。」

はい。自分もどっちが向いているのか,まだ分かりません。これまでは押し相撲しか教えてもらっていませんけど,前に廻しがあると取ってしまいます。勝った相撲は結果的には廻しを取ってるんですけど,自分が四つ相撲かも分かりません。九州では,親方から指導して頂けると言われましたので,しっかりと吸収していきたいと思います。

photo(入門1年半,稽古も次のステップへ。写真:早川様)

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突光力(3勝4敗:序二段西48)

試練の場所でした。場所前には,負け越すなんて1%も思っていませんでした。実は初日の相撲で,立ち合い膝が入ってしまって,以前痛めた箇所をまたやってしまいました。それから膝がガクガク,でも今回は切れてないということで,痛み止めの注射を打って最後まで出ました。休場してる時の悔しさはもう味わいたくなかったんで。

やっぱり稽古はウソをつきませんね。体重が10キロくらい減ってしまって,稽古もしっかり出来てなかったんで。見苦しい相撲で申し訳ございません。でも先場所痛めた右肩の方は良くなってきました。

負けた時の悔しい気持ちは変わりません。まずは体調を万全に戻して,九州では「突光力る」相撲で今年をしっかり締めます。

photo(さすが色男!人を酔いしれさせますが,自分で自分にも酔いしれます。今場所は弱い自分に酔いしれてしまいました。来場所までにあの勝った自分に酔いしれる例のドヤ顔がまた稽古場に戻ってくるでしょう。 写真:早川様)

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