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平成27年三月場所への意気込み

平成27年大阪場所への意気込みを,床光フォト・スペシャルでお送りします。

相撲界の人間関係においては,番付が高い,入門が早い,といった形式的な序列による関係はもちろんありますが,部屋の内外問わず実質的には,相撲人としての畏敬による関係性が一番強いものかもしれません。

すごい稽古をしているな,いつも細かい仕事までよく気づいてやっているな,後輩の面倒を良く見ているな,何でも良く勉強しているな,などなど,日々の行いで他の者にはできないような何かを一所懸命やっていると,そういった姿は皆よく見ているもの。そんなところから,先の形式的な序列とは別に,尊厳をもった付き合いができてくるようです。

床山も同じ相撲界の一員,力士らと同じように,床山としての技術とは別に,その仕事にかける情熱を皆注視しています。入門2年目をすごす床光にも,その視線が注がれる時期なのでしょう,蒼国来に「練習できるのは今しかない」と口すっぱく言われているこの頃です。

そんな相撲人としての行き方を決める重要な時期にいる床光に,髷を結ってもらいながら,今場所への意気込みを聞きました。

蒼国来(前頭西13枚目)

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Photoいたいよぉ。

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福轟力(幕下西18枚目)

正直なところコンディションは悪いです。でも,先場所前から引き続きの話だし,ここまで番付戻してきて,今,どーのこーの言ってる場合じゃないですよ。後輩にも先に化粧回しつけられてしまって,秒速で追い抜かれてしまいました,でへへへ(うっとり)。あ,後輩というのは0歳の甥っ子のお食い初めの記念写真のことです。かっわいいなぁ。でへへへ(うっとり)。

だけど,アレはちょっとキつかったっす。こっち来てから,なんだか腹の調子悪いな,って思ってたら痛くなって,かまわず稽古してたら熱っぽくなってきて,熱測ったら37度8分あったけど自分平熱37度あるんで,ちょっとした微熱だな,って思ってたら,翌日なんだか自分だけ「寒い寒い」って言ってるんで,おかしいとおもって,熱測ったら39度5分もあったんで,ヤバいって思って,解熱剤飲んで,水分大量に取って,寝たら熱下がったんだけど,病院で見てもらったら,胃腸炎でこんな熱はでないからインフルの検査しましょう,って言われて,自分あの検査超苦手なんですよ,鼻になんか突っ込まれるやつ,だから「え?その検査って絶対しなきゃだめなんですか」って聞いたら「ちっちゃなお子さんでもやる検査だから大丈夫ですよ」って,すんなりやられて,案の定,辛くって,終わって待合室で鼻をかんだら血が出てきて,「うわ,やっぱりダメだ」って思ったんだけど,よく考えたら検査したのと反対の鼻で,花粉症で鼻かみすぎで,いつもなっちゃう粘膜のちょっとした出血でした。とにかく,あのインフル検査はカンベンしてほしいです。

さて,先場所もですけど,最近だいぶ落ち着いて相撲が取れるようになって来てるんで,今場所も,自分の思っている相撲が取れるようにしたいです。もちろん,周りはどんどん強くなってますけど,自分はもっと上で取ってたんだ,こんなところで負けてられないぞ,って,自分に言い聞かせて,冷静に一番一番大切に取ってきます。

Photoキレイにしてね❤❤❤

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大波(幕下西28枚目)

いや,もう,ねぇ。ま,がんばります,としか。やるしかない,としか・・・

これが厄年という奴ですね。今年になってから,大事なところで,こんなのバッカリ。

大阪で稽古初めた初日にいきなりヤっちゃって。文字通り小さな細かいことですけど,全然稽古できなかったので,ぶっつけ本番になります。

体重は112kgと増えてきましたが,何せ稽古できてないので。とにかく安全第一で行くしかありません。

そしてこの流れをピタっと止めるには,本格的に厄払いするしかないですね。こういうのは気にしだしたらドツボですから。

Photo厄年って何年ごとに来るの?

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