荒汐部屋　大相撲

大波渥改め若隆景（わかたかかげ）　入門

平成29年大相撲三月場所，荒汐部屋に新しい弟子が加わりました。

大波渥（おおなみあつし）。福島県福島市出身。1994年12月6日生まれの22歳。というより，2016年全国学生相撲選手権大会準優勝選手（東洋大学）といったほうがおなじみ（これにより三段目百枚目格付け出し資格取得）［東洋大学プレスリリース］。というよりというより，大波渡，剛士兄弟の三男といったほうが，荒汐部屋周りではおなじみでしょう。法学部企業法学科卒の学士として企業社会に就職するか，幼少より修めた相撲でもうひと勝負するか，ギリギリまで悩んでの決断ののち，2017年3月4日，いよいよ新弟子検査を受検となりました。

宿舎前，すがすがしい朝です。まだ隣から稽古の激しい音がきこえています。

「忘れ物ないように。気をつけて行ってきてください。」おかみに見送られ。

いつものように，行司の式守一輝が付いていきます。いよいよ入門だなぁ，と実感が沸いてきます。

これまたいつものように，師匠の先導でいざ。

といっても，身体測定と検診だけなので，ただ粛々と。

運転してきたマネージャーと，検査終了を待ちます。

無事受験終了。ほっと安堵の大波渥。

帰路は恒例，師匠と昼食。

大阪らしくお好み焼きで。

新弟子とは言え，実績は十二分。三兄弟で切磋琢磨して，めざすは初の三兄弟同時関取だ！

そして3月12日，無事合格となり，若隆景（わかたかかげ）として三段目付け出し100枚目格で大相撲の道が始まります。どうぞ今後とも若隆景をよろしくお願いいたします。

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