荒汐部屋の大賀(たいが:福島市出身)は令和七年三月場所の番付をもって引退いたしました。
大青山・丹治などと切磋琢磨して10代で幕下まで上がりましたが,このところ稽古場・本場所の土俵に対する情熱がなくなってしまったようで,部屋としてもなんとか続けてほしいと慰留しておりました。
しかし,これ以上相撲界にいても一所懸命に稽古している荒汐部屋の力士に迷惑をかけてしまう,見つけた新しい目標にむかって一歩を踏み出したい,との強い決意でしたため,今場所直前に,断腸の思いではありますが,引退を言い渡したところです。
大賀はすでに部屋を出て,新たな世界へと旅立ちました。多くの皆様からのご期待に十分お応えするまでに至らず,またご挨拶の機会も設けられませんでしたこと,お詫び申し上げます。
これまでの大賀への多大なるご支援ご声援を賜りましたこと,謹んで御礼申し上げます。