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荒汐部屋

2008-03-01更新

豊中稲荷で猛稽古

いよいよ始まる平成20年三月場所。荒汐部屋勢は,豊中稲荷神社境内に設けたテント内の土俵で,毎朝稽古してきました。蒼国来と赤井は,部屋でのウォーム・アップを終えると出稽古に。それからは新弟子含め,下位力士らによる稽古が続きます。

なお,本場所中は調整程度の稽古内容となります。ぜひ,大阪府立体育館にて,荒汐部屋勢はじめ,下から上まで奮闘する力士たちの相撲をプチアルバムでご覧下さいませ[チケット情報:荒汐部屋宿舎でも一部お求めいただけます]。

2008-03-07更新

プチアルバム

豊中稲荷で稽古一時よりはマシになったもののまだまだ寒い朝。四股・腰割りで徐々に身体を温めます。といっても,何百回かするので,真剣にすればこれだけで普通の人は参ってしまうでしょう。ただ,身体は温まっても土俵の土は温まらない。。。

もっとも,昔の大部屋などは,人が多くて土俵に立てないので,下の力士は朝3時4時に起きての稽古だったといいますから,それよりは相当良い状況。

豊中稲荷で稽古ウォームアップから鋭く光る荒汐の眼。あれもこれも気になることばかりですが,じっとこらえて言葉を選ぶ。(汗で水溜りができるくらいしっかり四股を踏んだ者が強くなるんだよ,と思いながら)「足をもう少し外に開いて。」長い道のり。

豊中稲荷で稽古真剣にすると,このとおり身体から湯気がたちのぼる(写真は若干捏造。。。ですが本当に出てはいます)。

豊中稲荷で稽古体が温まったら柔軟体操。

豊中稲荷で稽古そして順番に摺り足・おっつけ,基本の形を身体にしみこませる。隅々まで神経を行き届かせて。

豊中稲荷で稽古下から申し合いが始まる。といっても,力士の少ない荒汐部屋では,ほとんど三番稽古と変わらない。他の力士は,身体が冷めないように,入念な四股や摺り足が続く。

豊中稲荷で稽古強さのランクが変わる前,仕上げにぶつかり稽古。必死に押す。しっかり受ける。ヘトヘトになってからの一押しが効く。そこまで力を出させるよう,受けるほうも「よしこい!そうそうそうそう。さぁもういっちょ!!」と相手のテンションをどんどん上げる。

豊中稲荷で稽古序二段クラスの稽古に。速さが一段階上がる。本場所の土俵を朝から通して結びまでご覧いただくとよくわかるのですが,番付が上がっていくごとに,あらゆる動きがどんどん速くなっていく。午前中は素人目にも何をやっているのか,なんとなく見えますが,午後からは「あれ?いつの間にまわしに手が」「あれ?いつの間に二歩も前に?」と,あれよあれよという感じの相撲になり,最後,三役・横綱陣では,見ている側も興奮してしまって取り組みがあったということさえ忘れてしまうほどの熱狂とスピードに。そんな華やかな土俵に最初に上がる荒汐部屋の力士はだれだ?

豊中稲荷で稽古行司は,誰が何番とったかを毎日記録。

豊中稲荷で稽古ぶつかり稽古の荒獅子と,蒼国来のアドバイスに聞き入る大澤・五十嵐。

豊中稲荷で稽古この日は赤井と蒼国来もここで稽古。

豊中稲荷で稽古復帰以来,序ノ口・序二段を6勝でとんとんと三段目まで駆け上がった赤井ですが,幕下上位の蒼国来とはまだまだ力の差が。

豊中稲荷で稽古必死にぶつかっていくが,しっかり受け止められてあしらわれてしまう。荒汐からも細かな指示が飛ぶ。1cm,2cmの細かい世界。でもこの1cmを身につければ一気に強くなることも。「ブラジルの蝶1匹の羽ばたきが,テキサスにトルネードを引き起こすだろうか?」(E.ローレンツ:バタフライ効果

豊中稲荷で稽古締めくくりも,四股・腰割りで身体をほぐして,さぁいよいよ大阪場所。やってやりまっさかい,どうぞあんじょう応援のほど,よろしゅうおたのもうしまっさ。(←地方ごとに妙なお国ことばを身につけるおかみ)

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