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五月場所を終えたかと思っていると,あっという間に梅雨になり,そして瞬く間に名古屋に出発。その間の荒汐部屋はと言いますと,何かあったような,何もなかったような,で,ともかくどんどん時間が過ぎていく感覚です。
さて,場所後の1週間のお休みを利用して,めいめい故郷に帰るのも恒例となっていますが,当然,その際は,いつからいつまでどこにいるのかを師匠に申し出て,帰郷の許しを得ねばなりません。日常,あまりにもタルんだ生活態度であったりすると,帰っている間に何かあったらタイヘンだ,とのいらぬ心配で,ただでさえ心配症の荒汐が,モたないことが予見されます。ですから,普段から,いつでもどこでも大丈夫ですよ,としっかりしたところを見せておいて,帰郷したいときに帰郷できるよう備えておくのも弟子の勤め。
しかし,荒汐も人の子,あれこれ考え事やら心配事で心がいっぱいの時もあるわけでして。そんなときに「今週,故郷に帰らせてください」とか言われると,「こんな時に何を言っているんだ!」と,ワケノワカラナイ返答が。
そんな理不尽に会ったのは,新弟子,寛龍。さすがに荒汐をずっと見てきたほかの弟子らは,お願いごとをするタイミングをちゃっかり計ることが出来ますが,まだ勝手わからぬ寛龍は,なんとも間が悪かったようです。せっかくさっそく勝ち越したのに,この理不尽。。。
一方,無事に帰郷できたのは,赤井。「福島に帰ってきます。」聞くや否や,荒汐部屋は割れんばかりの拍手と歓声に包まれました。どういうこと? 荒汐新聞3号をごらんの方ならお察しのとおり,「荒汐部屋のこじゅうと(小舅)」の名をほしいままにする赤井。その大きな体からは想像もできないような細かすぎるお小言の雨あられから,荒汐部屋が解放される!その喜びに包まれたのでした。
そんな帰省にまつわるドタバタ劇を横目に,ひどくひどく衰弱していたのが,負けに負けた蒼国来。元気の「げ」の字も見当たらないばかりの落ち込みよう。「どこか悪いんじゃないの?」そう声をかけたくなるほど。(写真:笑顔にも元気のなかった蒼国来)
それがどうしたことでしょう。
今やこの元気っぷり。張り切りっぷり。(写真:元気な自分に見惚れながら夕方のトレーニングに励む蒼国来。)
「見て見て見て!この身体! 入門以来でいちばん大きくなりましたよ。ご飯がいくらでも食べられます。稽古がいくらでもできます。これまでになく快調です。」と蒼国来。(写真:みなぎる気力,ほとばしる体力。130kgさえ見えてきた身体も引き締まっている)
いったい何があったのか。アンチ・ドーピング委員の荒汐の眼が光る下,オカシナ間違いなど当然ありえない。その詳細は,もう一人元気になった人含め,荒汐新聞でお伝えします。
ともあれ,皆様に相当なご心配をおかけしております蒼国来でしたが,お陰さまで,ごらんのとおりスッカリ元気溌剌となりました。気を引き締めて,さらに猛稽古を重ね,名古屋での大活躍をお見せできればと存じます。
「僕たちも応援してまーす」(写真:洗濯物を干しながら,蒼国来を応援する式守一輝と増田)
「とりあえず俺も」(写真:とりあえずアピールする荒獅子,と我関せず焉の三吉)
「行ってきます」「暑いっすね」(写真:ハチを散歩する松峰之山と,蒼国来に負けじとトレーニングしていた,こちらも好調の赤井)
チラっと見るモル。
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