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いよいよ今年の大相撲を締めくくる,十一月場所(福岡国際センター)が近づいて参りました。その荒汐部屋の拠点となる福岡宿舎(ご案内)には,常設の稽古土俵があり,土俵を改めて築く必要がありませんので,移動に伴う稽古のできない日が少なくすみます。11月2日の番付発表後,福岡での直前猛稽古週間を前に,東京での稽古の仕上げとなった10月最後の稽古の模様をご覧下さい。
だんだん朝陽が浜町のビルの間からさす時間が遅くなってきたこのごろ。鴜洲が土俵を整える音で,荒汐部屋の一日が始まります。
気持ちを整えながら
その頃,新弟子トリオが相撲教習所へと出かけます。左から大小林(だいしょうりん)・荒篤山(こうとくざん)・廣瀬(ひろせ)。
「私は出稽古に行ってきます。」と蒼国来が下りてくる。この日は木瀬部屋に。早くも防寒対策は念入り。
この日は陸奥部屋のみなさんが来てくれました。鴜洲と寛龍の号令で四股,腰割。
福島からの新人大波の姿も。
力山は,細身の身体でひたすら必死に押す。
鴜洲(しじま)も負けじと。
荒汐の指導も身振り手振りで熱を帯びてくる。
この日は調整モードのはずの寛龍だが,土俵を見る眼は恐ろしいほど。
一時は痩せ細った日の光だが,徐々に戻ってきた。ヘトヘトになるまで,否,ヘトヘトになってもなおぶつかる。
後ろでは荒獅子が黙々とひたすらにテッポウを繰り返している。
ウェイトをつけてひたすら四股を踏んでいた五十嵐ですが,
お先に失礼して,お昼のちゃんこの買出しに行ってきます。(撮影は早川様)
土俵では,赤井改め福轟力(ふくごうりき)が,高校の後輩でもある大波と。
時天空関も見守る中,大波は必死,福轟力は首に負担をかけない新しい自分の相撲を模索する。
大波には,こちらも福島の先輩,双大竜関に胸を出してもらう入門記念のプレゼント。
ご覧のとおり,気合充実,それぞれイイ感じで東京での調整を終え福岡へと旅立ったのでした。
なお登場しました大小林(だいしょうりん)・荒篤山(こうとくざん)・廣瀬(ひろせ)・大波(おおなみ)の新弟子四人衆については,まずは,番付発表と同時に発行の『荒汐新聞』第7号(増ページ新弟子大特集)で詳しくご紹介いたしますので,こちらもどうぞご覧下さいませ。
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