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今年は例年にも増して,大勢の皆様にご見学いただいた,荒汐部屋の豊中稲荷神社での朝稽古(2010年3月3日~12日:案内記事)。その舞台である稽古土俵は,雨でも稽古ができるよう,どうしても屋根が必要です。その屋根はテントなのですが,この設営が結構タイヘン。何しろ15尺(4メートル55センチ)四方の土俵をすっぽり覆うだけのサイズが必要ですから,運動会で校長先生やPTA会長が座る席のテントよりかなり大きい。つまり重いんです。
まずは,力士にとっての聖地である土俵の場所を整地します。
エンヤコーラーセ~,ドッコイセ~。(ここは河内じゃなく摂津だけれど。)
さすが関取は,泰然として指示を出す。
昇りも出してもらってるだけの立場だけに。
って,思ったそばから,動いてるし。
「先こっちやらなきゃ,動かせないだろ。口ばっかり動かしてないで,早く手伝って。」
手袋をはめてスパナを回しまくる五十嵐。妙に似合う。
素手でスパナを回しまくる福轟力。それほど似合わない。
力山のこの色使いは,似合うと言っていいのかしら。
そうこうしてる間に,骨組みは完成し,
幌を張りまして,
ぐいっと持ち上げて,
キープしながら,脚を挿していって完成です。力士の人数がいるので,なんとか終えることができました。小雨の降る中の作業でしたが,怪我なく終わってホッと一息。
あとは,このテントの中に土俵をつくる土を入れて,バンバン叩いて,稽古場が出来上がります。
こんな具合の。
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