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平成22年九月場所の新弟子検査に,荒汐部屋から于 浩士が合格しましたので,ご報告申し上げます。[参考:新弟子検査合格者一覧]
― 入門おめでとうございます。まずは,相撲の世界に入門しようとした経緯・きっかけを教えてください。
于: 小学校の頃から相撲が好きで,よくテレビで見てました。でも,このとおり,身体が細いほうなんで,ちょっと自分でやるのは違うかな,と思ってました。
それで,中学・高校は普通に運動部に入ってて,中学のときは野球とサッカーをやってて,高校の時はボーリングと陸上をやってました。でも陸上は,自分で始めたんじゃなくて,陸上部の人に100mの選手になれって誘われて,それでやってました。
(写真:不自然なポーズを取らされる于。)
― 誘われるくらいなんだから,運動能力が高いんですね。
于: ある程度は。瞬発力はあるほうだと思います。とりあえず,運動は好きなことは確かです。
― 勉強は?
于: 苦手ってわけじゃないけど,嫌いです。特に数学とか。直接役に立たないじゃないですか。
(写真:最後の座布団を堪能する于 ― 座布団は関取になるまで使えないのです。)
― それで,高校に行ってたのに,どうして入門することに?
于: 一年は普通に通ってたんですけど,なんだか急に今年の春ごろ,気持ちが抑えられなくなってきて,入門するぞと決心してしまいました。それで,パソコンで調べて,3月にこの部屋を見に来てみました。
それで,入門したいって言ったんですけど,あせらずじっくり考えて,高校を卒業してからでも決して遅くないから,と言われてその時は断られてしまいました。でも,自分の中では,もうその時,力士になるって決心してたので,また来ようと思っただけです。
それで,夏前に高校を中退して,7月に名古屋の宿舎に行って,もう一度入門したいとお願いして,それで入門することになりました。
― 以来,部屋で過ごしてますが,この部屋の印象は?
于: 想像してたのとだいぶ違います。相撲部屋って,もっと太った人がいっぱいいて,怖いところというイメージでしたので。荒汐部屋は,みなさん,なんというか,やさしいというか。
それに,ここに来る前は,自分はかなり食べるほうだと思ってたんですけど,全然ダメ。丼2杯も食べたらもう満腹なんですが,周りを見ると,さらにそこからあれこれ食べてる。。。
稽古は,思ったとおりタイヘンですね。まだ基本動作をしているだけなんですが。股割りは想像通り痛いです。
― では,これからの相撲人生,一緒に頑張っていきましょう。
于: はい。どうぞよろしくお願いします。
と,まだ右も左も新しいことばかりでドギマギ状態の于ですが,皆様どうぞ今後ともご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
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