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恒例の千秋楽打ち上げを,荒汐部屋宿舎2階にて開催いたします。どなた様もお誘いあわせの上,どうぞお越し下さい。全員勝ち越し(ているはずのは夢と終わった)力士らはじめ,荒汐部屋一同,心よりお待ち申し上げております。
当日受付の混雑が予想されます。恐れ入りますが,参加申込書をダウンロードの上,必要事項をご記入いただき,当日,受付にお渡しくださいませ。(リンクを修正しました。)
荷造り,移動,荷解き,テント張りに土俵築,と,本場所に向けて,急ピッチでバタバタ準備(目がまわる~)。
雨を覚悟の上でのスケジュールでしたが,運良くまあまあ天気にも恵まれ,なんとか無事終了。あと2~3日でも晴れわたってくれると,土俵も乾いて稽古できたのですが。お天道様には逆らえません。出稽古で胸をかしてもらいます。
そんなこんなをしているうちに,新番付が発表されました。
(1)につづけてどうぞ。
Q: 先場所(序二段 西122:3勝4敗)の感想から聞かせてください。
A: 精一杯っす。でも,今場所はちょっと手ごたえがあるんです。
Q: 稽古が充実してるんですね。
A: はい。自分の型にこだわってみようと思いまして。A型っぽいっていうか,ちょっと考えすぎるんですよ,土俵の上でいろいろと。だけど,それじゃ勝負にならない。それで一つにこだわっていこうと決めてやってます。
Q: どんな相撲を心がけてるんですか。
A: 前褌(まえみつ)を取ってひきつけて食い下がる相撲,これ一本。結局,考えたって何にもできないんですよね。バタバタするだけで。だから,まずは今の形をやり抜いて,それができたらまた次の課題,って一つ一つ身につけていこうと思います。
Q: 今場所の目算は?
A: 今まで稽古場でほとんど勝てなかった荒獅子さんと,感じとしては五分五分くらいになってきたんで,いけるんじゃないかと思ってます。ただ,北海道出身の身には,名古屋の暑さがまた強敵でして・・・
Q: まずは先場所の感想から。
A: 力士と違って,パーッとしたコメントがなくてスミマセン。とにかく一番一番,指し違えないように,集中して取り組むだけです。
Q: 体力的にはどうですか。
A: あまり変わらないですかね(――場所中は,部屋に帰ってきても,数時間は行司のオーラを出していて,皆,声をかけることができません)。
Q: 今場所にかける思いをどうぞ
A: 公正,明瞭,しっかりとした指し違えない裁きができるよう,がんばります。
Q: 先場所(序二段 東122:2勝5敗)の感想から聞かせてください。
A: ・・・。
Q: あ,あの,調子はどうですか。
A: 疲れがたまりぎみです。暑いんで。
Q: だ,大丈夫でしょうか?
A: はい。もう負け方がはっきりしてますんで,目標をはっきり持って稽古ができてます。引かれて前に落ちる,こればっかりでしたから。いつでも前に足を踏み出して,絶対,足がそろうことのないように気をつけています。
Q: 稽古場での手ごたえはどうですか。
A: 光(荒獅子)にはあんまり勝てないんですけど,大澤とはまずまず,くらいの感じですんで,まあまあ。
Q: 今場所の目標を。
A: しっかり当たって,とにかく前に出る相撲がとりたいです。
Q: 先場所(序二段 東126:4勝3敗)の感想から聞かせてください。
A: 2連敗の後,4連勝。いや~すばらしいですねぇ。でも残念でした。最後,逆転負け。電車道,一気に土俵際までもっていったのに,脇が開いて両方差されて,それで・・・。悔しい終わり方でした。
Q: そんな悔しさをバネにどんな稽古をしてますか。
A: 僕の場合は,入門したときからずっとなんですけど,とにかく突き押しを磨くことですね。もっと腕の力をつけたい。テッポウとか腕立て伏せとかもだいぶやってます。ほら(あ,すごく硬い上腕の筋肉)。でもまだ,力が相手に十分に伝わってる感じがしないんで,突き放せる感じをつかみたいです。森岡に胸出してもらって,突き放しを練習してます。
Q: 大澤が,荒獅子さんと五分五分だ,と言ってますけど。
A: そうなんですよ,大澤にまわしを取られるようになってきて,ちょっと取られるとキツイかな。ライバルになりつつあります。
Q: 名古屋に向けてひとこと。
A: とにかく押し相撲に徹して,番付は上がるでしょうけど,一つでも勝ち越せるようにいろんなお祭りを思い出します。
Q: 先場所(幕下 西21:2勝5敗)の感想から聞かせてください。
A: しようがない。
Q: 腕の調子はどうですか。
A: 検診に行ってきたんですけど,いまのところ大丈夫だって。場所明けからずーっと稽古我慢してきたんで,これで本格的に稽古始められるかな。
Q: じゃあ相当稽古不足なんですか。
A: でも名古屋に行ってから時間もあるから,これからですよ。
Q: 今場所の目標は。
A: とにかく勝ちたい。絶対勝ち越す。でも,まずは身体をきちんとすることです。当たると痛いんじゃないかとか思ってるうちは,どうしても無意識のうちに手を引いてしまうし,稽古するにも気持ちが高まらないんです。思いっきり稽古ができる身体に整えて,そこからです。相撲内容は,もう親方からいっぱい言われてるんでタイヘン。名古屋では,じっくりと,今場所だけじゃなくて,もう少し先まで考えた稽古ができればと思います。
あっという間に,暑い熱い名古屋が目前に。
先場所後,相撲をもっと研究しなさいと荒汐から激励された面々ですが,各自どんな課題をもって,この1ヶ月を送ってきたのか,今場所への抱負とともに,聞いてみました。
まずは新人五十嵐から。
Q: 先場所(序ノ口 東36:3勝4敗)の感想から聞かせてください。
A: 十分です。最初は緊張してましたが,途中からは落ち着いてきて,あのときの自分の力は出し切れたと思います。
Q: では今場所にむけて,どんな課題を持って稽古に取り組んでますか。
A: とにかく基本的な身体作りです。四股とテッポウにじっくり取り組んでいるところです。でも,体重はなかなか増えませんね。食べた分,稽古で使ってる感じです。
Q: 強くなっている感触はありますか。
A: はい。前までは土俵の上で,ブンブン振り回されている感じばっかりしてましたが,最近ちょっと相撲になってきたような気がします。だから,ちょっとは力がついてるのかな,と。たまに勝てるようにもなってきましたよ。
Q: めざしている相撲はどんなですか。
A: まだ目指すも何も,身体が相撲についていくので精一杯ですんで,なんとも。でも,親方からは鷲羽山(現,出羽海親方)みたいな相撲が似合うと言われたので,ビデオとか見てみたいです。
Q: 七月は暑いですが。
A: 去年までは夏は得意だったんですけれど,さすがに今年は・・・。蒸し暑い中で,こんなに身体を動かしたこと,ありませんでしたから。
Q: 今場所の目標は
A: とにかく一つでも多く勝ちたいです。
Q: 先場所(序二段 東37:4勝3敗)の感想から聞かせてください。
A: とにかくホッとしました。最後は。自分では,苦戦しすぎだと思います。三段目に行きたい行きたい,って,上ばっかりチラチラ気になってしまって,浮付いてました・・・
Q: 気持ちの問題ですか?
A: いいえ。気持ちだけじゃないと思います。負け方がひどいんです。足がそろって前にバッタリ。これは本場所に限ったことじゃなくて,稽古場でもよくあるので。
Q: 高校の時からそんなでしたか?
A: そんなに気になるほどじゃなかったんですけど・・・。自分なりに高校までやってきた気はあるので,はじめたばっかりの相手とかに,下手な負け方はできないと思うと,ますます気ばかり先行して,それで足がそろってしまう,みたいな。でも,もうこうなったらそういうことは置いといて,稽古場でも前に前に足を運んで,とにかく前に出て行く相撲を心がけています。
Q: ビデオとかでも研究するんですか。
A: 結構見てますね。まあいろいろ思うところはあるんですけど,そこらへんはヒミツです。本場所の結果を見ていて下さい!
Q: 先場所(三段目 西66:5勝2敗)の感想から聞かせてください。
A: 上出来ですわ。特に,臥牙丸はんとの一番は満足してまんねん。内容も良おおましたよって。
Q: 今場所に向けて稽古はどんな感じですか?
A: ボチボチですわ。
Q: つまり順調だと。
A: まあまあ。せやけど内容的にね,課題も見えてまんねんわ。
Q: というと?
A: わて,右突いて,左おっつけの型が,身体に染み付いてもうてますやろ。せやよって,こうどうしても右脇が開いてまいますねん。そこをすぱっと挿されてまう。ちょっとヘンなクセになってもうてますよって,とにかく右脇をこう(絞る感じ)やっていくように気ぃつかいながら稽古してま。
Q: では今場所の課題は
A: 右脇絞める,この一点。星は,もう番付的にごっつい厳しいところにいく思いますんで,試練の場所になるとは覚悟してま。そこでどんだけできるんか,力試しですわ。
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