メインメニュー:メニューを飛ばして記事へ。
細い人たちはまず体力。
散々な大阪はもう過去のこと。すっかり気持ちを入れ替えて東京で稽古を続ける荒汐部屋勢。このところは,五十嵐,力山,寛龍の三人は,みんなより30分早く起きて早出の特訓から始まるのが恒例になりました。その内容は,同じく早朝から借り出された蒼国来が,三人に胸を貸して次々にぶつからせるというもの。
入門1年,まだひょろっとした感の抜けない寛龍と力山は,相撲云々以前に,稽古をどんどんこなせるだけのしっかりした体力をつける必要があります。そしてそういった体力をつける稽古ができるだけの身体にはなった今ですので,蒼国来相手に思いっきり力を出して,パワーと体力を身につけます。五十嵐は抜群の相撲センスを持っていますが,ご覧のとおりいかんせん迫力不足。ここでもう一回り大きくなって次のレベルへと進んでもらいましょう。このところ黙々と地道な稽古を続ける五十嵐には,期待する声がほうぼうより聞こえます。
明日明後日ではなく,もっともっと先にしか成果は見えない地道な稽古を,来る日も来る日も繰り返す,地味な作業が朝の稽古です。見た目はバーンと派手なんですが。
このページ終わり。以下は設定用データです。