今日の一枚
2010年2月2日（火）～4月11日（日），両国国技館のすぐ隣の江戸東京博物館にて「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」が開催されています［公式サイト］。
モンゴルといっても今回の展覧は特別で，中国国家一級文物（国宝）54点を含む出土品は，主に「内モンゴル」博物院からの出展。まだあまり日本で「内モンゴル」を大々的に紹介する機会は少ないとあって，内モンゴル出身の蒼国来もその開催に感激。そんな折，主催者のうち産経新聞社さまからご招待いただき，おかみと見学に行って参りました。
何がビックリしたって，単に内モンゴルというだけでなく，蒼国来の出身地，赤峰市バーリン右旗区からもたくさんの出土品が出ているということ。何気なく眺めて暮らしてきた，モンゴルの草原の下に，チンギス・ハーンに連なる何千年もの歴史が宿っていることを，まさか日本で知ることになるとは思ってもみませんでした（ちょうどこの日は，猛スピードでの帰郷から日本に戻ってすぐとあって，余計にまさかまさかの思いとなりました）。
内モンゴルの遊牧生活も過去のものとなりつつある今，数千年に及ぶ内モンゴルの伝統と文化を遥かに偲ばせる数々の展示物は，見る者を離しません。皆様もどうぞ機会がございましたらぜひご観覧ください（2月28日・3月13日には，セーンジャーさんのコンサートも同時開催されます）。
参考
チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展 ― 「まさか日本で」 蒼国来関が見学『Sankei Biz』
2010年2月23日「『チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展』の見どころ」朝日カルチャーセンター新宿
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