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「これなーんだ??」と首をかしげていたのは,おかみ自身。
五十嵐ら蒼国来の付け人が,板にはりついて何やら作業してると思って見ていたら,こんなものが。
これは「さがり」。本場所の締め込みの前に垂らしている縄のれんのようなものです。その意味は,前隠しだとか,化粧まわしの代用だとか言われているようです。幕下以下のはやわらかい木綿の紐ですが,関取のは,絹の締め込み生地の縦糸をこうやって結って,クギで板に引っ掛けて,櫛を通して,ふのりで固めて硬くピンと固めたものになります。17本くらいあるとババッと華やかな印象になりますが,スマートな蒼国来には13本が似合います。いずれにしても縁起を担いで奇数本になっています。
何しろ,荒汐部屋初の関取。こんな何気ないものさえ,初めて見ること知ることばかり。ひとつひとつ相撲の歴史と伝統を学んでいく毎日です。[2014年12月の関連記事へ >]
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