今年も荒汐部屋の福岡は,ここ志免町桜丘で稽古を重ねました。1丁目公園に常設された土俵は,地元の皆様のご協力で稽古場として整えていただき,出稽古以外はここでみっちり稽古ができます。
同期,寛龍と力山。序二段陣の申し合い。
荒行志と廣瀬。
飛彈野も見て覚える。「どうせ同じ時間稽古場に立つんだから,その時間はずっと何かしてるんだ。その1分,10分が1年積み重なれば,どれだけの差になるか想像できるだろ。ここが勝負なんだ。」師匠は口を酸っぱくして言う。身体を動かす,見る,考える。稽古場で過ごせる時間は限られている。
「よし,押せ!」師匠の声で,ぶつかり稽古が始まる。
気迫でぶつかる力山。
荒大波が受け,寛龍が押す。
土俵の傍らでは,荒篤山が大小林に何かを伝授している。
荒行志も押す。ヘトヘトになるまで押した廣瀬がさらに四股を踏んでいる。
飛彈野も見よう見まねでとにかく押す。