荒汐部屋　大相撲

今日の一枚

夏の思い出（1）

今年の暑い夏，荒汐部屋は地域のイベントに顔を出させてもらう位で，特にどこに行くわけでもなく，じっと稽古を続けていました。逆に荒汐部屋に，いろんな方が訪れてくださり，にぎやかな夏でした。

この写真は，8月末に平塚学園ラグビー部のみなさんが，トレーニング合宿にいらっしゃったときの模様。力士が稽古をしている間は，四股と腰割りで体を温め，稽古終わりに力士の胸を借りてぶつかりを体験。

体験，といっても，稽古場を取り仕切るのは荒汐。ただの体験で終わらせるわけもなく，計3セットも体験してもらって，さすがに元気な高校生もヘトヘトのようでした（なのに，夕方また公園で数百回の四股を踏んだというから，さすが）。

ただぶつかってるだけのように見えますが，足の先から手指の先まで次々細かく指示されていたように，相撲のいろはが濃密に組み込まれているのがこのぶつかり稽古。満足なぶつかりが出来るようになるまでには，かなりの修練を要します。みんな四苦八苦，それでも全力で押す。

そんな新鮮な風を体感して，また明日の稽古の力にした荒汐部屋勢でした。

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