続いて,荒汐部屋勢から大小林の思い出を。(順不同)
今まで一緒に寝起きしてた毎日が終わるのかなぁという気持ちです。自分の場合,四股とか相撲の基本の基本を教えてもらったのが小林さんで,本当にお世話になった兄弟子でした。(小林:うん。自分のアレな部分はお前に継承したんで,どうか世界の飛騨野をみなさまよろしくお願いします。)
初めて部屋から人が辞めていくのを経験するので,まだよくわかりませんが,一緒に寝て食べてってしてた人がいなくなるのは,やっぱり寂しいですね。
疲れたときには,気軽に遊びに来て下さい。さらに疲れさせてあげますから。
自分は何も言えませんけど,新弟子時代は,雑用仕事とかいろいろ教えてもらいました。いろいろ変わると思いますが,これまでありがとうございました。
入門して2年くらいかな,その間,小林さんとはほとんど喋ったこともなかったんですよ。それがある日,餅つきの帰りだったんですけど,ある中華屋にいっしょに入ったときに,ちょっと心を開いてくれたんです。それでそのときの料理にタカノツメが入ってたんですね。でも自分は辛いの苦手なんです。それを知ってか小林さん「中華のこういうのは辛くないんだよ。辛味が飛んでて甘みがあっておいしいよ」って,パクって食べたんです。それまで口も利いたことがない人がそういうんだから,ああそうかって思うじゃないですか。それで自分も食べたら,辛いのなんの,涙やら唾液やら止まらなくって,よく見たら小林さんは食べたふりしただけで食べてないんですよ。で,ゲラゲラ笑ってる。店出て,地下鉄乗ってもまだ涙が止まらなくて,ホント,ヒドイ目にあいました。それが思い出です。ま,おかげで以来,仲良くなれましたけど。
どこにいってもやっていけそうな性格だし,やさしいから,大丈夫ですよ。おちついたら,また遊びに行きますから。
小林とはよく二人で飲みに行ったりした仲です。性格がちょうど自分と間逆で,自分は白黒ハッキリさせたい派なんですが,彼は正反対で。だから逆に,小林が何を言うか予測できちゃうんですよね。表と裏みたいなもんで。入門も年齢も近いので,いろいろ相談相手になってくれました。わかりあえるところがありましたね。
こうして断髪式までやってもらって,みんなでハサミを入れれたのは良かったです。こっちも節目のときには電話するからと言ってます。あ,節目って,自分の引退じゃないですよ!くれぐれも。
小林はしっかりした考え方があるから,どこにいっても大丈夫じゃないですか。謙虚に行けよ。
頑張るしかないんだ。この厳しい現代社会に揉まれて来い(実感)。
これで,毎日ジャスパー(荒篤山)と,渡(大波)と,ふざけてたあの笑い声が,なくなるのかなぁ・・・
3年しかいなかったけど,いろいろよく働くから,何かと頼りになる存在でした。ま,こうして静かに引退していって,あいつらしいや。あとは,別に仲が悪かったわけじゃないんだけど,特に二人で出かけたこともないし,とにかく毎日一緒に暮らしてきただけだから,いまだにナゾが多いまま。
自分は外の社会を一切知らないから,他は何も言えることはないや。
いつも隣で寝てたんですけど,ホント鬱陶しかったです。こっちは本読んでるのに,モノマネとかして「ねぇ似てる?どう?」とかいちいち話しかけてきて,本当に鬱陶しかった。でも,それが無くなると思うと・・・。
お互いの懐事情に応じて奢ったり奢られたりの間柄でした。あるときは,救援物資を求めてきたり。これからは自分の手だけでやっていくんだろうけど,そこでも上を目指してやっていくでしょう。
自分のこれからの3年を考えるとずいぶん遠い未来に思えるけど,過ぎた3年っていうのはあまりにもあっという間ですね。入ってきたばっかり,みたいな感じ。こうして後に入ってきたのが辞めてくのは,やっぱり寂しいですよ。なんだか今まで一番寂しい気がする。
そのうち部屋に顔を出す日もくるだろうから,そのときを楽しみにしてます。
赤井(福轟力)と3人で江ノ島に生シラス食いに行ったりしたなぁ。風邪をひかないうがいのし方も教えてくれたなぁ。おかげで風邪を引きにくくなったし,何でもこだわりをもつってことの大事さを知ったよ。
まあ,断髪式ってのは嫌なもんだねぇ。力士の最後ってこうなんだな,みたいな気分になって。
ま,これで始まったようなもんだ。これからだ。頑張るしかない。怪我無くね。何かあったら必ず顔を出すように。
チョー寂しい。意味わかんねぇよ。「俺の夢はお前に託した」って?知らねーよ。夢って何だよ?え?横綱・・・?。何,言ってんだよこいつは。おい飛騨野,お前わかるか?このクソうるさい港(剛士)が先に辞めていくの想像できるか?(できないですねぇ。)同期がいなくなるのは,本当に寂しいんだよ。置いていかれる身にもなってくれよ。
特に一緒に行動してたわけじゃないけど,毎日が思い出っすよ。食事のときにこいつを笑わせたら,それで満足だった。とにかく寂しい。おお,俺の大小林よ。
まぁいいよ,一所懸命仕事覚えて,一人前になってくれ,そしたら,おごってもらうんだ。そんで,そこからもっと出世して,後援会長になってくれるらしいっすよ。
あと連絡は返せよ。
小林は,3年間という短い間だったが,部屋にもみんなにも一切の迷惑もかけることなく,まじめにやってきた。次の仕事のことも含めて,これまでいろんな方のお世話になったことを忘れないように。それだけだ。
そんなことより,お前たち,どういうつもりだ! 心底あきれたわ。おかしいだろ? 断髪式でハサミ入れるとき,小林の肩をぽんぽんと叩いて耳元で「頑張ってください」って,何だあれ? お前たちが頑張るんだろうが!!! TVで有名関取の断髪式の見すぎだ。立場が違うだろ,立場が。ったく,それが一番納得いかない。もう懲りた。5年って約束だから,断髪は今回やるつもりはまったくなかったが,ちょっと気が向いたから身内だけでやったら,これだ。とんでもないわ!!!