荒汐部屋 目次

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平成25年五月場所を振り返って

1.師匠&蒼国来のご挨拶

写真35勝46敗(勝率:4割3分)勝ち越し4名と,ビミョーな成績で終えた五月場所。にもかかわらず千秋楽パーティー(ライオン銀座七丁目ビル音楽ビヤプラザにて開催)には,大勢の皆様にご来場いただき満員御礼となりました。

その会場にて,この成績に師匠の心は荒れ狂っているに違いないとガクブル震える弟子たちに,さっそくインタビューで感想を聞きました(今回も,早川様が行ってくださいました)。その前にまずは,その師匠,荒汐の挨拶からご覧ください。(本ページの最後に七月場所のお知らせがございます。)

  1. 師匠&蒼国来のご挨拶
  2. 反省と悲しみの福島幕下トリオ(福轟力,剛士,大波)
  3. 勝ってうなだれ負けてうなだれ(荒篤山,荒獅子,力山)
  4. 課題あり手ごたえありで有意義な(突光力,荒行志,寛龍)
  5. 絡み絡まれ完結編(式守一輝,飛騨野,廣瀬,常川)

師匠 荒汐

どうも皆さん,こんばんは。え~・・・,今日はこの会場に着いてから,もぉ~頭を下げっぱなしです。こんなに成績が悪い場所は,私あまり記憶にないんですけど・・・(注:平成20年三月場所平成21年三月場所に,それぞれ3割9分の大記録があります)。

まぁ~普段の千秋楽でしたら,一人一人を壇上に上げて私が批評するんですけど・・・。今場所そこまでしたら私の言い訳にしかならないようなので・・・。

え~今後のことにつきましては,「元・師範代」がおりますので,「元・師範代」と私とで,この場所後に話をして,これからの稽古をどういうふうにしていったらいいのかを話し合って,煮詰めて,そして,この場所後の稽古から実践しようと,そう思っています。

まぁ,部屋全体の稽古で私が一番思っているのは,四股とテッポウが足りない。あと,稽古場から外に出さない。そこのところを,もう少し蒼国来が改善してくれればもう少し成績が上がるんじゃないか,そう思っています。

まぁ,とにかく今場所については,あんまり話が長くなると私が見苦しいんで・・・。まぁ,本当にすいませんけれども,簡単ではございますが,これでご挨拶と代えさせて頂きます。

写真

・・・というわけで,巻き添えを食って,せっかく勝ち越したのに喜びの報告もできなかった力士もいるなか(といっても,本心はもっと勝つべきと思って挑んだ場所だったので,そこまでの喜びでもない),その「元・師範代」からご挨拶を。

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蒼国来

写真皆様のお陰で,こうして帰ってくることが出来ました。本当に帰ってきた,という実感が最近少しずつ湧いてきました。今場所が始まった辺りから,やっと心の底からワクワクしてきました。裁判が終わって,協会から復帰の発表があって,廻しを着けて。まぁ正直,その頃は不安もあったけど,今では自分が少しずつ変わってきたかな,と思いながら稽古が出来るようになってきました。

今場所中も毎日,稽古場に下りて,四股を中心とした下半身の稽古をしていました。そのせいか最近では,ぶつかって行った時に,「重み」も感じるようにもなってきました。いろいろと,前に稽古してたことなんかも思い出しながら,場所中は幕下から最後の取組までしっかり観ていました。実際のところ,この2年間で知らない力士たちもどんどん上に上がってきているので,「この力士はどんな相撲を取るんだろう?」ってことも頭に入れながら観ていました。ですから,場所には出られなくとも,私なりに充実した15日間を過ごす事ができたと,そう思っています。

もう名古屋場所はすぐですが,その間にある時間を使って,特に立ち合いの練習を頭に置きながらやっていきたいと思っています。相撲は一発勝負なので,一日一番に集中していきます。

私は皆さんの応援があってこうして戻ってくることが出来ました。応援してくれている皆さんの気持ちも力にして,一緒に背中を押しくれてるんだという思いで,ぶつかっていきたいと思います。

写真

今の私には,怖いとか,イヤだとかいう気持ちは一切ありません。とにかく一番一番思い切っていきたいと思います。自分なりに盛り上げられるような相撲を取っていきたいと思っておりますので,名古屋場所での応援も,よろしくお願い致します(まもなく私のことは,私のホームページでもご報告できるようになりますので,少々おまちください)。[関連情報:七月場所

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