荒汐部屋　大相撲

大相撲，荒汐部屋の日常をお届けします。師匠は元前頭・蒼国来。 [English guide to watching our morning practice]

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恒例，本場所直前，荒汐部屋勢全員インタビューで，平成24年九月場所への意気込みをお届けします。写真はクリックすると大きくなります。今回は順不同で。

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う～ん，こうなると先場所の1番が悔やまれるなぁ。あと一つ勝ちたかったなぁ。最近最高位更新してないからこのあたりで行きたいですねぇ。

体調？体調はいつでも絶好調っすよ。やっぱ肉っすね。肉。肉食うと力でるわー。肉しかないっしょ，力出すには。とにかく肉っすよ。

今場所も“No touch! Don't touch!! Never touch!!!”で行きますよ。まわしには手も触れない。思いっきりあたって，前進あるのみ。先場所はそれができたから，今場所もそんな感じで集中していきます。

そう，集中。先場所はこれまでよりも集中して土俵に上がれました。支度部屋で，汗かいて，一人で，話をしないで，気持ちを土俵の勝負の瞬間にもっていく，そんな気持ちのコントロールができるようになってきた気がします。今場所もそれを続けていきます。集中してノー・タッチ。

えっとぉ・・・，今場所は，なんとか勝ち越せればいいんだけどなぁ。

先場所がアレでしたし。勝てそうな相撲もあるにはあったにしても，そこを勝ちきれないのが実力です。自分の力を思い知らされました。真摯に謙虚に受け止めます。

稽古場でも，親方に三段目の土俵に出るなって言われて，それはかなりショックでしたけど，序二段でもなかなか自分の相撲ができないで押されたり，一層自分を思い知りました。

今場所は少しでも前進できるように，いろんな意味で，自分自身のレベルアップにつながるように，頑張りたいです。成績より内容ですね。

今まで段飛ばしで来過ぎてたんです。だから，ここにきて，なにもかも後退してしまった気がしますが，実力にふさわしいところに戻っただけで，これがなければ先には進めないことを自覚して，着実にいきたいです。そういう中なんで，わずかでいいから前進を感じることが出来る場所にしたいです。

そんなわけで，今場所もギリギリの瀬戸際での勝負になると思いますが，今場所は結構，寿司を食べれたので，どうにかなんとか瀬戸際で踏ん張れるはずです。ここから勝ちにもっていくには，なお一層の寿司ですね。寺井さんは肉，肉って言ってますけど，自分の場合はやっぱ寿司です。

では，寿司食って，謙虚な気持ちで行って来ます。