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名古屋場所の宿舎,一宮市浅井町西浅井公民館にて,まず必ず最初にしなくちゃ始まらないのが,土俵築。毎年のノウハウで,だいぶ慣れてはきましたので,ビックリするようなことはもうありませんでした。その手馴れた具合?を,どうぞご覧ください。
毎朝早くから,地元の方々が,この土俵で稽古しております荒汐部屋の面々を,お見守りくださいますのは,何より励みになっております。「あの関取は,若きゃぁ時分から稽古を見てきたで,よぉ知っとるがね」と,いつか言っていただける日を目指して,今日も稽古に励めよ荒汐部屋の力士たち!
昨年までの土俵に使った土は取っておいていただいていたのですが,さらにそれに加えてトラックで搬入。結局5トン近くの土を使っていると思います。
その横では,土俵を梅雨の雨から守るテントの上屋部分を製作。慣れた手つきの松峰之山
だけど,作る場所が違ってた。ここで組み立てたら土俵の土が盛れません。ということで,みんなでえっちらほっちら移動。
地盤はランマで固めちゃいます。
地盤ができたら,ブルーシートで地盤の水分を土俵が吸い込まないように養生します。土がよーく乾かないと,力士たちがバンバン地面を踏みしめるので,あっという間にずぶずぶと沈んでいってしまうのです。
さらにその上に土俵となる分の土をたっぷり盛ります。
そしてテントの上屋を今度こそ,設置。ここからがタイヘン。みんなでセーノで持ち上げて,テントの足を下から差し込みます。
特にこの一角がタイヘンそう。睨みつけられながらの厳しい作業が蒼国来に課せられている!
実はこの一角もタイヘンなことに。「ず,ずぼん,ずれ落ちそう。。。」毎年誰かがそう叫んでいるような。
みんなちゃんとやってるようね。
この後,呼び出しさんらが土俵を計って,パンパンたたきまくってご覧の土俵が完成します。名古屋場所千秋楽まで,ここが修行の舞台です。
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