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蒼国来が生まれ育った地,内モンゴル。
かつて荒汐が,蒼国来と出会い,内モンゴルを訪れたとき,その空と草原の,あまりの蒼さにただただ呆然と息を呑んだものでした。それほどの大自然に育まれた蒼国来ですが,今年,久しぶりに帰郷した時,目にしたのは,凄まじい速度で砂漠化していく大地と,将来を憂惧する地元の人たちでした (関連記事: 2007年の帰郷・2010年の帰郷)。
そんな内モンゴルの今をまざまざと描いた映画が公開されています。ニンツァイ監督による『白い馬の季節』。
本作を見てきた蒼国来によれば,郷里もだいたいこんな雰囲気だったそうです。何しろ,普段,内モンゴル自体,ほとんど話題になることはありませんし,何もかもがあまりにここらと違っているので,この映画をご覧になると,蒼国来がどんな風土・文化に育まれてきたのかが,垣間見えるのではないしょうか。東京以外でも,これから秋田・名古屋ほか,全国各地で上映されるようですのでぜひ。
※写真は岩波ホール発行『EQUIPE DE CINEMA』163号表紙((c) フォーカスピクチャーズ/ワコー/エフ・プロモーション)
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