【レポート】若元春 十両昇進祝賀パーティー
ついに待ちに待った新十両昇進を決めた若元春。
平成22年十一月場所の初土俵［関連記事：飛騨野と大波港（剛士）が新弟子検査］以来，丸七年がかりでの十両昇進となりました。相撲経験者としての入門でしたので，周囲の期待も大きかった分，焦る気持ちもあった（なかった？）でしょうが，幕下上位で五度六度と跳ね返されても，こつこつと気持ちを切らすことなく，この平成最後の一月場所で，幕下3枚目で全勝優勝という最高の形で決めることができました。
そこで，千秋楽の気分もさめない2019年2月2日，若元春十両昇進祝賀パーティーがロイヤルパークホテルにて開催されました。直前のご案内になってしまいましたにもかかわらず，当日は百数十名もの方々にご臨席賜り，若元春の益々の活躍への期待の大きさを実感いたしました。当日のご挨拶より，恒例早川さまによるリポートをお届けいたします。
関取・若元春の今後の奮闘をどうぞ皆様ご期待くださいませ。今後とも応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
師匠・荒汐
皆さん，こんばんは！ え～，千秋楽パーティーから一週間と経っていないんですけど，本日は若元春の為に大勢の皆様のご臨席を賜り，本当にありがとうございます。
え～，（若元春の顔を見ながら）もう苦言は言わないから大丈夫（笑）。千秋楽と記者会見で注意することは全国に発信しましたので，今日は皆さんから温かくお祝いをして頂くことが本当に本人の為だと思いますので，ひとつよろしくお願い致します。
そして来月は大阪場所です。今度皆さんにお会いできるのは東京場所だと思いますので，その時は，紋付き袴姿で皆さんに会えるように本人も一生懸命頑張ると思いますので，今後ともよろしくお願い致しまして，簡単ではございますが，お礼の言葉に代えさせて頂きます。
若元春（始めの挨拶）
皆さん，本日はお集まり頂きありがとうございます。
お陰様で，初場所幕下三枚目で7戦全勝優勝して，先日協会からの連絡を頂き，十両昇進が決まりました。早々に祝賀会を開いて頂き，本日はご多忙にも関わらずこのように大勢の人たちにお集まり頂きまして，誠にありがとうございます。
これから，関取衆・・・「資格者」として，皆さんに恥ずかしくないように，一所懸命相撲を取っていきたいと思います。どうか，これから先も応援よろしくお願いします。
ほんわかとした楽しい会に
師匠，後援会長，若元春の挨拶の後，出身の学法福島高・学法福島高校友会からの化粧廻しや，締め込み，紋付袴，などなど，目録の贈呈が壇上で行われました。
そして，歓談の時間では，若元春の明るい性格もあって，ほんわかしたとても楽しい会となりました。
会の途中では若元春の親友という阿炎関（錣山部屋）が飛び入り参加し，おなじみさすがの爆笑トークで会を盛り上げてくれました。
最後には，荒汐部屋の全力士が壇上に上がり，若元春に負けじと士気を高めました。
蒼国来
千秋楽から一週間も経っていないというのに，若元春の為にこんなにも多くの人たちに集まって頂き，本当にありがとうございます。
皆さんが待ちに待って，「やっと上がってきた！」という感じじゃないかと思いますが，私たちもそう思っています（笑）。彼は元々関取の力があるんじゃないかといろんな人に言われてきて，やっとここまで上がってきました。今日はこれだけの人たちに祝ってもらいました。今日ここからが本当の始まりだと思って・・・それこそ，今後の人生はここから決まるってくらいの気持ちをもって一所懸命に頑張って欲しいと思いますし，私たちも負けないように一所懸命頑張っていきたいと思います。
うちには若元春だけじゃなくて，兄貴（若隆元）もいるし，荒篤山が（十両目前まで）上がってきました。そして下にも良い力士たちがいっぱいいます。精一杯みんなで頑張って番付を上げていきたいと思いますので，これからも応援よろしくお願い致します！！！
若元春（締めの挨拶）
皆さんにはたくさんたくさん期待して頂いたのに，たくさん待たせてしまって，長い事心配かけしてしまったと思います。それなのに皆さんにはとても優しくして頂いて，感謝の気持ちしかないです。
今日は本当にありがとうございました。
