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去る2009年12月23日(水),番付発表後恒例の時津風一門連合稽古が,時津風部屋で行われました。
連合稽古は,本場所前に一門の幕下上位から関取までが勢ぞろいするとあって,十両に昇進した蒼国来には力試しにもってこいの場ということで,当然,蒼国来も参加いたしました。その模様を,早川様の撮影と取材協力を得て,ここにお届けします。
朝七時前,まだ人もまばらな朝の道を,蒼国来と福轟力が自転車キコキコで時津風部屋に向かいます。ちょうど荒汐部屋からの距離も1kmちょっとと程近く,眠い体を起こすのにはイイ感じ。福轟力はもっと左に寄って走りましょう。
さて,まだ黒いまわしの力士らしかいない部屋に着くと,早速,四股を踏んでウォームアップ。
徐々に一門の親方衆が座敷に登場してくると,昇進の報告に。「お蔭様で十両に昇進することができました。これからも宜しくお願いします。」
「よかったな。ますます頑張れよ。」「白廻し姿似合ってるぞ,カッコいいじゃん」と温かいお言葉。どの親方も嬉しそうです。入門からずっと見てきた一門の力士が,こうして一人前に育つ日に向かって,指導してきた毎日を思うと,喜びもひとしお。
早速,幕下力士に胸を出して,強くなったところをご覧いただきましょう。
同じ中国出身の先輩,仲の国さんにも。
おなじみ十文字関とも。
土俵の周りに白いまわしの関取が増えてきました。
福轟力は蒼国来の泥落としと汗拭きのタオルを持って,その一挙手一投足を見つめます。
それにしても,気づかない間に大きくなって,この後姿が蒼国来だとは思えません。
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