荒汐部屋

今日の一枚

乾きません・・・

五月場所直前の稽古に向けて，4月19日土俵を壊して築き直したのですが（参考記事：土俵築の模様），雨が続いたせいで，なかなか乾きません。この調子だと，本格的に使えるのは26日の番付発表後になりそう。

とはいえ，土俵と一緒に休むわけにはいきませんから，陸奥部屋への出稽古で粛々と毎日の稽古が続いております。

大阪から帰ってから変わったことと言えば・・・とりたてては無く。。。しかし，これぞまさに相撲の世界。寝て起きて，稽古して食べて，寝て起きて，掃除して食べて，寝て起きて・・・機械じかけのように同じことを同じ時間にやり続ける毎日。その中で，何かを考え，何かを見つけ，何かを得ていく。そんな日常が今日も続いています。

ただ，一人だけ「変わった，変わった」と大きな変化を感じている人が。「蒼国来をとある整体の先生に診てもらってじっくり治してもらったら，体のバランスがビシッと整って見違えるようだ。立会いも自然に今までより一歩先に出るようになったぞ。壁を乗り越える力を身につけるまで，あと一息だ！」師匠，荒汐が興奮気味に叱咤激励しています。

蒼国来「はい，がんばります（。。。でも，変わったかなぁ。あまりにも痛くて反射的に先生を蹴り飛ばしてしまったほどだったから，何か変わって欲しいんだけど。一夜にして強くなることなんてないだろうしなぁ。ただ，親方がそう言われるんだから，きっと何かは変わったんだろう。）」半信半疑のようです。

春巡業も今日で終わり。いよいよ五月場所に向けて連日の稽古が始まります。稽古の仕上がり具合をぜひ5月5日の稽古見学会でご覧下さい。

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