荒汐部屋　大相撲

【連載】九月場所への意気込み (3)

第3弾は，三段目昇進の寛龍と，同期の力山。

• その1（常川，飛驒野）
• その2（廣瀬，突光力）
• その3（力山，寛龍）
• その4（荒行志，荒獅子）
• その5（荒篤山，大波）
• その6（福轟力，剛士）
• その7（蒼国来）

力山（三段目東97枚目）

今場所は，体調は今のところ大丈夫ですね。稽古も順調っちゃ順調っすかね。いいっちゃ，いいかな。久しぶりにあんまり悪いところもなく迎えられるんで，気持ちよくいきたいです。体重もまあまあで，今，97kgくらいですね。

三段目に戻りましたけど，最初の時は5連敗だったんで，そうならないうちに，いくつか勝っときたいですね。ぱぱっと2，3番。今場所はここまで来たんで，もう負けちゃいけないとかそういうのは無いんで，気持ちはラクにとれるんで，気楽に行きたいですね。力山の相撲をとるだけっすね。

今場所も付け人につくんで，そっちはそっちでタイヘンですけど，だんだん仕事も覚えてきたんで，なんとか。秋巡業も行きますよ。

ま，見ててください。

寛龍（三段目東96枚目）

風邪ひきの先陣をきってしまいました。喉と鼻にきましたけど，まあそこそこのところまで治りましたので，稽古はできています。

三段目なんですが，5年半かかりましたね。長かったですね。やっと上がれたって感じがしています。先場所は力が入った場所でしたが，自分で勝って上がれた実感が持てました。

三段目になったからといっても，周りも一緒に上がっていっているので，番付の周りの名前を見ても，東西先場所と同じで，あまり変わらないので，気負わないでいつもどおりの気持ちで行きたいです。番付は同じような力の人が並ぶ仕組みなので，いつでも五分五分だと思ってやってます。今場所も結果として，勝ち越したいです。

あとは，そうですねぇ，体重も100kgそこそこで変わりませんし，あまり考えないで行って，勝ち越せたらな，と思います。

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