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【連載】九月場所への意気込み (6)

第6弾は,ある意味奇跡体験の福轟力と,幕下7枚目の剛士。

福轟力(幕下西21枚目)

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かなり勇気がいりました。3年ぶりに稽古を休みました。息をするだけで気管支が痛くって,このままやってたらこじらして肺炎になってしまうかもと思って,休むことを決断しました。親方にも福轟力が休むだなんてよほどのことだな,って心配かけてしまいました。ただもう場所直前だったので,とてもじゃないけど何日も休んでいられる状況じゃないんで,一日ゆっくり体を休めて,翌日から復帰しました。でも稽古をしないと,不安で不安でたまらなくなりますね。逆に体に悪いです。

稽古は基本的に道場で,いろんな幕下の力士が来てたし,三人とも良い稽古になったと思います。剛士ですか? 特に気にしてません。自分の相撲で精一杯なんで。本場所でも勝ち急がないで,おちついて行きたいです。内容的にもいろいろ新しく考えて取り組んできたのが,だいぶ形になってきたんで,相手によってはそういう機会があればやっていきたいと思ってます。

体も154kgと少し大きくなったし,なにより今場所は,福島の合宿の成果を見せたいなと思います。

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剛士(幕下東7枚目)

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まぁぼちぼちですね。いつも通りぼちぼちで,結構良いと思います。

ずっと時津風部屋に出稽古に出てたんですけど,番付が近い方も結構いらっしゃてたんですけど,もう全然勝てなかったですね。関取経験のある方ともできたんですけど,全然歯が立ちませんでしたね。今まで知らなかったレベルの力を教えてもらって,ためになったと思います。まあでも,まだ場所は終わってないんで,勝負は勝負ですけど。

上位だと,本場所で,照明が明るい世界でとれると思うんですけど,先場所最後の一番がそうだったんですけど,あれを最初から体験できると思うと,うれしいですね。

今場所は挑戦の場所にしたいので,そんな感じで頑張ります。

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