荒汐部屋　大相撲

平成26年一月場所への意気込み (4)

• その1 ― 常川，剛士，飛騨野
• その2 ― 荒行志，大波，荒篤山
• その3 ― 廣瀬，突光力，寛龍
• その4 ― 力山，福轟力，荒獅子
• その5 ― 蒼国来

力山（序二段東11枚目）

（力なく）がんばり・ま・す・・・。こりゃダメだわ。思わしくない，膝。まったく。本場所ではお見苦しい場面をお見せするかも知れません。あらかじめ言っときます。体重も落ちて，自分で見て，なんだこの身体は，って思いますもん。

でも，自分の仕事は付け人なんで。内海さん（荒獅子）と一緒に，荒汐部屋初期メンバーで頑張ります。なんか昔に戻ったみたいですね。

昔に戻ったと言えば，タイムスリップしたんですよ。年越しに，ディズニーランドに行ったんです。で，スペースマウンテンに乗って，最後出てきたら，「A Happy New Year!!」って言われて，年が変わってました。まさにタイムスリップ。

いやぁ，ディズニーはいいですねぇ。実は，ディズニー大好きんです。ランドとかシーとかってことじゃなくて，ディズニーの世界全体が好き。楽しい。中でも好きなのが「ハデス」っていう悪役キャラ。映画『ヘラクレス』に出てくる死者の国の神さまなんだけど，このキャラがまたイイんです！って，語ちゃっていいんですか，ここでディズニーの世界を，俺が。とまりませんよ。（今日は，おことわりしておきます）

師匠荒汐より

力山か・・・，膝の様子を見ながら，どういう稽古をすればいいのか，考えていくしかないだろう。

福轟力（幕下東5枚目）

番付発表後翌日の稽古場に，立ったらなんだかフワフワして，足もぜんぜん動かず，うわこりゃマズイなって。実際に番付に載った自分の地位を見て，完全に意識しすぎになってしまいました。それで，ちょっと気持ちのコントロールに気をつけて，日に日に楽に楽にって持って行ったので，今はもう大丈夫です。反対に，会う方会う方に，もう少しだ，って言ってもらったり，遠くからもメールとかで励まされるんですけど，嬉しいんですけど，あんまりそういうことをもう考えてないんで，ちょっと通り抜けちゃってるところがあります，なんかすごく申し訳ないんですけど。

番付見ると，当然周りは元関取とかなんで，経験とか雰囲気とか違いますけど，気持ちで負けることはなく，自分の相撲を取るってことに集中していきます。ここらで番付は，何番勝てばどうなる，ってもんでもないので，具体的に何勝しようとか考えても仕方ないですし。ヘンなこと考えないで，とにかくいい相撲がとりたいです。

それに見てくださいよ，この身体。また体重増えました。自信をもって，ある意味気楽に行きたいです。

師匠荒汐より

福轟力。赤井は今年というより，まず今場所，なんとか勝ち越してほしい。番付は運もあって今場所どうこうは言えないんだから，これまでと同じく，常に腐らず進んで行こう。

荒獅子（序二段西34枚目）

うーん。押しまくる。最後の押しを押しまくる。もう何も考えないで我武者羅に押しまくる。いい思い出になるように，とにかく押してきます。

だけど，どうなんだろうね，最後の取組のときって。きっとしんみり来るんだろうな。だって，この土俵にはもう二度と登れないんだからねぇ。うわぁぁ。

正月？　正月は廣瀬といっしょに祭と箱根駅伝。今年も燃えました。この興奮のまま，場所に行ってきます。

（もう荒獅子が稽古をすることはない。）

師匠荒汐より

荒獅子はね，最後の15日間，とにかく怪我しないように，そして，勝ち越して，キレイに締めよ。

番外編 (1)：式守一輝（幕下格行司）

もうヘトヘトですよ。あれに巻き込まれました。有楽町の火事で新幹線止まったやつですよ。大阪から戻ってこようとしたら止まっちゃって，ホームは人だらけで駅から出たくても出れない状態に。結局帰ってくるのに10時間以上かかりました。まさにグッタリ。

師匠荒汐より

へ？そんな大変なことあったの。で，式守一輝は，幕下にも上がったし，今年も指し違えなく，与えられた仕事を一所懸命やって下さい。

番外編 (2)：床光（五等床山）

今，着きました。（←現役高校生のため，本場所以外はまだ家におります）

師匠荒汐より

床光は，まずこの業界に慣れることだな，それが一番。そして仕事を一所懸命してください。

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