荒汐部屋 目次

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入門までの具体的手順

さあ入門しようと思いたっても,どうしたらよいのか途方にくれると思います。そこで,このコーナーでは,入門までの具体的な手順を詳しくご説明いたします。

  1. ちらりと見学
  2. 荒汐部屋にコンタクト
  3. 体験入門 ― これが大切!何泊でも,何回でも。
  4. それから決断
  5. 後見人様と3者で入門契約
  6. いざ本場所へ ― 基礎は相撲教習所で

1.ちらりと見学

まずは様子を知りたい”となりましたら,一度,部屋を見学にいらしてください。生の荒汐部屋を実感していただきたいと思います。

何より,稽古は,アマチュア相撲の稽古や,本場所の土俵とは,ちょっと違った雰囲気がありますので,まずは力士生活の中心となる稽古を,とにかく一度ご覧になることをお勧めします。

特に「入門を考えている」などとお伝えいただく必要はございません。まずは現場を気軽にご覧下さい。

2.荒汐部屋にコンタクト

様子は見たが,わからないことだらけで決心できない”となりましたら,些細な疑問でもかまいませんので,お気軽に,右記荒汐部屋までお問い合わせください。

メールでは専門の相談員による,親身できめ細やかなサポートをお約束いたします。

3.体験入門

話だけじゃわからない。実際どうなんだ?”となりましたら,体験入門にお越し下さい。

学生さんでしたら,夏休みや冬休みなどに,2~3日泊まってみると,より雰囲気がよくわかると思います。土日を利用して一泊するだけでも,するとしないとでは,随分印象が違うと思います。体験入門は時期を問わず承っておりますので,どうぞお申し付け下さい。

体験入門の内容は,稽古の見学・力士らとのちゃんこ・力士らの部屋で共に寝泊り・(あれば)部屋の行事への参加,といったものです。つまり,他の弟子らと一緒に過ごすことで,荒汐部屋とその面々の雰囲気・ナマの現実を実感していただきたいと思います。

なお,お越しの際の往復の交通費は荒汐部屋よりお支払いいたします。部屋での宿泊費等は不要です。

荒汐部屋で力士として生きていくんだ,と納得いく決断ができるまで,何泊でも,何度でも体験入門して下さい

4.それから決断

そうして荒汐部屋を実際に知った上で,入門するか否か決断してください。時間をかけてでも,ご不明な点は何なりとお尋ねいただき,ご自身が納得いく判断をしていただけるまで,じっくりお考え下さい。

一旦入門すれば,そこはプロの世界です。相撲道の継承者として,また,荒汐部屋の一員として,一意専心毎日毎日来る日も来る日も修行に励み,その中で,皆様にご覧いただくにふさわしいだけの凄さ・厳しさを獲得するという,この力士という仕事にご自身が就けるのかどうか,熟考してください。

5.後見人様と3者で入門契約

そして,いざ入門を決意された方は,親権者様または後見人様に同席いただき,ご本人様,荒汐との三者面談を経て,入門となります。

入門が決まりましたら,荒汐部屋顧問弁護士作成の入門に関する誓約書を三者間で締結いたします。続いて,相撲協会への登録手続きのための書類準備(必要書類一覧),部屋への引越し,と,新しい暮らしが始まります。

6. いざ本場所へ

あとは,新弟子検査,前相撲を経て,番付に序ノ口として名前が載って,と,続いていきます。

相撲教習所

ただし,いきなり兄弟子と一緒に稽古をするのは,どんなに身体を鍛えていようとも,身体がついて行きません。そこで,まずは相撲協会の相撲教習所で,基礎体力と学力を養います。怪我をしない身体づくりをしながら,相撲・稽古の一連を学ぶと同時に,一社会人として必要な教養・素養を養います。

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