荒汐部屋 目次

[目次を飛ばして記事へ]

新弟子検査のすべて

力士になるにあたってのただひとつの関門。それが日本相撲協会の定める「力士検査」(新弟子採用検査)。

このコーナーでは,日本相撲協会の定める「力士検査」および「力士入門規定」について,詳しくご説明いたします。

新弟子検査の年齢制限

義務教育を修了した23歳未満(新弟子検査日)の男子」と決められています。(『日本相撲協会寄附行為施行細則』第55条)

小中学生の皆さんは,入門は卒業してから,ということになります(ただし,研修生として夏休みや冬休みに体験入門はできます)。

なお,23歳以上の方は原則として入門できませんが,以下の場合は25歳未満まで入門できます。

  1. アマチュア相撲の,全日本選手権・全国学生選手権・全日本実業団選手権・国体成年,いずれかの大会で優勝した者(=幕下15枚目格付け出し資格)
  2. 1.の大会のうち,全日本選手権を含む2大会で優勝した者(=幕下10枚目格付け出し資格)
  3. 1.の大会のうち,全国学生選手権を除く3大会でベスト8以上の成績を残した者(=三段目100枚目格付け出し資格)
  4. 競技スポーツ経験があり,その競技実績を証明する書類を理事会に提出し承認された者

※いずれも資格有効期間は最終実績日から1年以内。

このページの先頭へ

体格

身長167cm,体重67kgが「力士検査」の合格ラインです(第一/第二検査はなくなりました)。

(三月場所前の検査受験のみ,165cm,67kg以上)

このページの先頭へ

新弟子検査に必要な書類

力士検査を受けるには,以下の書類を,入門した部屋の師匠である親方から,相撲協会に提出します。これらは入門後にご説明いたしますので,入門前には心配ございません。

  • 親権者の承諾書
  • 戸籍謄本または妙本
  • 健康診断書
  • 住民票
  • 中学卒業(見込)証明書
  • スポーツ履歴
  • 力士検査届

以上の検査が終われば,いよいよ前相撲から土俵人生が始まります。

何かご不明な点がございましたら,右記お問合せ先までお尋ね下さいませ。

このページの先頭へ