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上位3名が勝ち越して,めでたく千秋楽を盛大なパーティーで迎えることができた平成23年一月場所[参考:今日の一枚]。とはいえ,6場所続いていた勝率5割も果たせず,なかなか厳しい場所でもありました。そんな今場所を各自,総括。
先場所九州では,私のことで,入門以来37年皆勤だった福岡に行くことができず,本当に申し訳なかった。結果,上位陣は,下の面倒を見るなど気苦労もあっただろう,勝ち越せず,そして今場所は,部屋始まってワースト2の勝率にとどまってしまった。それもこれも,全ては私の責任。重く受け止めております。
そこで,稽古の方法もさらによく考え直し,申し合いだけでなく,その前に三番稽古もしっかりやって,各自に必要な相撲・技・身体の使い方を徹底的に教えて参ります。これまでも教えてきたつもりだったが,もっと徹底した重点的な指導が必要だと痛感しました。来場所すぐに結果が出るような話ではありませんが,再来場所,年内には,目に見える結果を出そう。ついて来れない者は去るのみだ!
あと,蒼国来。今年は三役に,とまではちょっと言えないけど,横綱・大関と当たる所,だから5枚目,5枚目を目指して稽古に精進してほしい。[ご参考:蒼国来のコメント「今日の一枚」]
(写真:くやしい結果に闘志を燃えたぎらせる荒汐。)
内容が・・・。こんな相撲では,親方に見せられません。ビデオ見ないで下さい。
もう,叩(はた)かなくていいところで叩いて負けたり・・・。思い通りに取れませんでした。立会いで,こう頭から来られると,こっちは昔みたいに頭から当たれない分,どうしても浮いてしまうような感じになってしまってます。それでもう,叩くしかなくなってしまう,そして負ける,という負けパタンができてきてしまいました。幕下に来ると,今の立会いでは通用しないということです。全体的に立会いから強化する必要があります。
幕下に上がってから,毎場所のように自分の力の足りないことを自覚させられています。もう,毎場所,毎場所。なので,勝ち越したかどうかとかは,あまりもう気にしても始まらない。内容がとにかく良くなってないんです。
幕下までは自分なりに考えてきた形が,段々うまくできるようになっていった感触があったんですけど,そこからもう一つ進むところが,思うように行ってません。とはいえ,イメージ的には段々はっきりしてきてるので,それを実現できるようにするばかりです。
そんな感じで,取り組むべき目標が見えてるので,もうとにかく,やるだけです。やれば見えてくる。
(写真:悩みながらも自分を奮い立たせる福轟力。)
「今年は,そうだな,幕下中位で力をつけてくれ。上位はまだダメだ。上がるとおかしくなる。中位で力を。」
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